レスフェスト 2003
レスフェストに足を運ぶようになり3年目。毎年毎年これだけの進化/変化を見せる映画祭は、他にないといっていいだろう。なにしろ、お題がテクノロジーの最先端をいかにアートに生かせるかということ。フェスティバル・ディレクター...
レスフェストに足を運ぶようになり3年目。毎年毎年これだけの進化/変化を見せる映画祭は、他にないといっていいだろう。なにしろ、お題がテクノロジーの最先端をいかにアートに生かせるかということ。フェスティバル・ディレクター...
音楽とアートのカップリングは、昨日今日に始まったものではない。しかしテクノロジーが発達するにつれ、アルバムジャケットと音楽の関係は、きわめて機能的な無機的なものへと変遷していった事実は否めない。12インチのレコードスリ...
スケートボードは芸術だ。 技術だ。そして文化だ。 その創造力が途切れることはない。 絵筆は絶えず駆け続ける。 ここに見るキャンバスはコンクリートの彼方の一時的世界に進化したもの。そのモチーフは一貫している:分離...
ビジュアルコミュニケーションを主に扱う「先駆者」的な存在だった、ヴァージ・コミュニカンティ(コミュニケーションの花瓶)。ベニス市議会の文化活動部とスタジオ・カムッフォによって運営されており、詳しい活動はオフィシャルサ...
ブリトニー・スピアーズが制服に身をまとった「Oops! I Did It Again」が賛否両論、一世を風靡したのが1999年のこと。かのスクールガールはすっかり成長して、今では複数の体格のいい男達と絡み合うように身体をくねらせ、その一方で...
「グラン・ブルー」(1988)の海へ帰っていく男として知られる、ジャン=マルク・バール、この度は監督としてニ本の映画を携え、制作パートナーのパスカル・アーノルドとともにハリウッドへやってきた。ドグマ映画#5「ラバーズ」(1...
普段の生活のなかでふと立ち止まって二つの相反する要素の交錯を試みたことはあるだろうか。それは明らかに意識の自然な流れに逆らう行為であり、何か切っ掛けが無ければあえてすることのない、する必要のない行為のように思える。200...
あらゆる祭典の催される街ロサンゼルスだが、そのシーンのヒップ度や、どのセレブが何を着てた、などとは程遠い次元の「フェスティバル」はなかなか希少。毎年サンフランシスコを皮切りに、世界のあらゆる都市を旅するレスフェストは...
その日も普段と同じように朝の一連の動作をこなし、朝7時には会社に着いていた。すでにオフィスに居た清掃夫のサニーから事件について知らされるまでは、ごくごく普通の朝だった。信じられない思いですぐにインターネットで探したが、...
今までは商業ベース、もしくは口コミでしか情報網が発達していなかったビデオに、改めてメディアとしての光を当てるイベントが増えてきた。今では大手プロダクション映画が全てデジタルで行われることも珍しくなくなり、そういった高...
6月9日土曜日、ロサンゼルスのニュー・イメージ・アート・ギャラリーで、MOVE#7展が封切りとなった。7回目となる今回、活動拠点も違えば使うミディアム、表現言語も全く違う9人のアーティストがリッチ・ジェイコブスの指揮の...
ロサンゼルスは言わずとも知れた車社会。街のレイアウトが何しろそれ以外を許さない。一般に言う“街”というコンセプトをロスに当てはめようとするとどうも無理が出てくる。普通だったら人の歩く規模で広がる店や施設も、車的距離感に...