「Moon Plain」archival pigment print on hahnemuhle paper © Matej Andraž Vogrinčič, courtesy KANA KAWANISHI GALLERY

南麻布のアートハブ「THE TUB」（ザ・タブ）のオープンと共に開廊した「KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHY」（カナ・カワニシ・フォトグラフィー）にて、こけら落とし展「規則と帰属｜Rules, Ascriptions」が5月13日から7月1日まで開催されている。

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本展では、「規則」や「帰属意識」といった無形の概念を可視化させながら、関係性のなかに宿る価値や存在を現代写真分野で扱うアーティスト７名の作品が、グループ展形式で発表されている。

普段は見過ごされがちなありふれた場所をさらにありふれた素材で埋めつくすという手法で、様々な都市や自然環境のそれぞれの地域や伝統、歴史の特有性を視覚化させてきたスロヴェニア出身のアーティスト、マテイ・アンドラシュ・ヴォグリンチッチによる、1999年ヴェネツィア・ビエンナーレ、2006年リヴァプール・ビエンナーレ、2010年中国上海万国博覧会スロヴェニアパヴィリオン、2015年別府現代芸術フェスティバル、2016年さいたまトリエンナーレ等様々な機会に発表をしてきた作品の集大成的な展示の他、マイヤ・タンミ、新津保建秀、藤崎了一、藤元明、安瀬英雄、鈴木隆志による７者７様の表現を体感する事ができる。

「規則と帰属｜Rules, Ascriptions」展
会期：2017年5月13日（土）～7月1日（土）
時間：12:00〜19:00（金・土曜日のみ開廊）
会場：KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHY
住所：東京都港区南麻布2-8-17 THE TUB
TEL：03-5843-9128
http://www.kanakawanishi.com