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林勇気 展「あること BEING/SOMETHING」

NEWSText: mariko takei

林勇気《あること being/something》(detail), 2011, Video still © Yuki Hayashi

兵庫県立美術館では、今年度から注目作家による魅力溢れる表現を紹介する「チャンネル」と題した新たな試みをはじめる。その記念すべき第1回として、関西を拠点に活躍する映像作家・林勇気(1976 年生)による個展「あること being/something」が開催される。

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「ファミコン世代」を自認する林の代表的な作品は、コンピュータゲームの画面を思わせる世界を人物が淡々と歩きつづける映像作品。一見するとCGのようにも見えるが、作品の素材は林自身が撮影した写真からとられたもの。作家の関心は常に私たちが生きるこの世界と、テレビやコンピュータ、壁に映し出される実体のない映像の世界のリアリティとに向けられている。

この展覧会のための新作「あること being/something」では、初の試みとして、作品の素材となる写真や映像世界の住人(出演者)を一般から募集。注目の映像作家による“体感する映像詩”が展開される。

注目作家紹介プログラム チャンネル1
林勇気展「あること being/something」

会期:2011年2月18日(金)〜3月19日(土)
開館時間:10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)
休館日:月曜日
会場:兵庫県立美術館
住所:神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
入場無料
TEL:078-262-0901
https://www.artm.pref.hyogo.jp

Text: mariko takei

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