西山景子

PEOPLEText: Mike Sullivan

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ブランドコンセプトについて教えてもらえますか?

私の根本的なインスピレーション源は、「脅威の部屋」と言われる、今日の美術館の元になったものです。文化と物を蒐集することへの執着に興味があります。イギリス及びヨーロッパの非常に個人主義的な文化であり、発明品でもあります。しかし、日本人のデザイナーとして、日本のテクノロジーやクラフツマンシップを用いて私自身の要素や美学も込めたいと思っています。

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最近は「フィットフロップ」のデザインを手掛けていますね。これはどのように実現したのですか?

私は本当に幸運で、卒業後、「フィットフロップ」のテキスタイルデザイナーとして働けてとても嬉しいです。デザイナーとしての最高の経験でしたし、世界中で販売されていますから。幾つかのオンラインショップではすでに売り切れているのを見ました。いつか街で私がデザインした靴を履いている人に出会いたいですね。

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他にコラボレーションやプロジェクトの予定はありますか?

私は今、フランスのマタニティファッションの会社と協業しています。これまでに仕事をしたことのない領域なので、素晴らしい経験になっています。近い将来、私が関わった製品が発売されるのが待ち遠しいです。

Text: Mike Sullivan
Translation: Yoshie Irie
Photos: Courtesy of the artist, © Keiko Nishiyama

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