メタモルフォーゼ 2006

HAPPENINGText: Jo Phirip

ルナ・ステージにつくと、その隣には温泉があって、この日は温泉が24時間営業になっている。19時台ですでに温泉に入って行く人たちがいる、、昼間にサイクリングでもしていたのだろうか??それとも長い道のりに疲れたのか?(実はパーティ前に入ったのだが、露天風呂が良かった。ここの常連らしいおばさん達が、今日は変わった音がするね、今日音楽イベントやるらしいね、とイベントの噂話をしていた。)

ルナ・ステージで、DJ Q’HEYのテクノとセバスチャン・レジェのパーカッションが効いたDJでがんがん踊って楽しんだ後、もう一度ソーラー・ステージに戻ると、スリープウォーカー feat. ファラオ・サンダースが始まっていた。生の楽器と声のジャズ演奏が広い場内に響いて、皆気持ち良さそうに踊っていた。

そのライブが終わってソーラー・ステージの後方のインスタレーションを見に行く。まず目に付いたのが、蛍光灯のオブジェ。記念撮影をしたときに、なんとなくパフォーマンスをしたくなった。

あとで知ったのだが、その作品の作家は、元ダムタイプのメンバーで、ダンサーらしい。すごくシンプルな形だったが、何かそういう雰囲気があったのかもしれない。

更に歩くと、変わったバスの展示が!!(というか、このバスの手伝いでここに来ている)
モビウムという移動型空間アートギャラリーなるバスの中がビカビカ光っていて、とても怪しく見える。中に入ると音のセンサーがノイズ音を感知して、ノイズ映像を出す装置などが展示されていて、怪し気なバスに興味を持った沢山の人々が次々と乗り込んでいた。不思議な光景。

その後ろには毎年恒例のKOTTSUのバルーンと、足が一杯生えた動物のような白い巨大な風船があった。蛍光灯のオブジェは、YCAMチーム(山口情報芸術センター)。

そうこうしている内に、O.D.Dのライブが始まった。全く知らないバンドで、ファンカデリックメンバーによるセクシーでかっこいいファンクバンドだった。格好と動きの派手さも面白かった。

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