ドリーム・チェイサー
PLACEText: Alistair Beattie
キャラクター・アニメーターのペトリア・ウェランを中心に、デジタル・アモはソフトイメージXSIV1.5/ベータV2と最初の声とドラフトを使い、CG環境でのカメラの動き、キャラクターの動き、特別な位置を定義するいくつかのアニメーションを幾つか制作した。映画で使用されている小道具、環境とキャラクターアニメーションはそのまま、私達がチェアの為に制作した動きが包括されている。これは、直観には反するにもかかわらず、非常に成功した。
プロジェクト用の完成された2つのキャラクターがクロマソマチームからデジタル・アモに渡った時、最終段階の声入れとオーディオトラックの準備はまだできていなかった。私達は、イギリスでレコーディングされた仮バージョンで仕事を進めていたので、実際使われる声のタレントは正真正銘のアメリカ人であるべきだったのだ。
何はさておき、時間の節約と有利にテクノロジーを活用する為に、デジタル・アモが決めたことはケイダラス「フィルムボックス」V3と、そのボイスリアリティ2を使うことだ。これは、キャラクターの唇の動きの速さを出す為である。これらは後にソフトイメージ3Dの古いバージョンを経由してXSIに取り込まれたのだが、このことによって残りのプロジェクトに取り掛かることができただけではなく、唇の動きについての半自動への不安も解消された。
フィルムボックス内のモデルに、最終段階の声がインプットされる。そして更に、完全にアニメーション化されたキャラクターが取り込まれた幾つかの基本的な動きの他に、泳いだり、話をしたり等といった動きを、私達が追加することのできるアニメーションミキサーが使えるXSIに、それらが取り込まれた。
各キャラクターのシーンが完成すると、次は組み込まれていたセットからキャラクターに集中しなければならない。XSIのレンダリングパスを使って、コンポジット用にいくつかのレイヤーが作成された。
プロジェクトは、とてもやりがいのあるものだったし、デジタル・アモのソフトイメージXSIとケイドラースフィルムボックスなしでは、プロジェクトを締め切りまでに完成させることは無理だったであろう。最終レンダリングと構成が行われたのは、クロマソマのスタジオだった。
– ミー・カンパニーが行ったプロジェクト「クロマソマ」のプレスリリースより。
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Text: Alistair Beattie
Translation: Sachiko Kurashina
Photos: Courtesy Me Company