フラッシュ・カンファレンス 2001 韓国
世界中に存在するフラッシュやウェブデザインに関するカンファレンスは、私達がどのようにしてフラッシュを使い、何を作るかを考えるチャンスを与えてくれる。加えて、多くのフラッシュ構築者がこうしたカンファレンスに参加し、互いにコミュニケーションをとっている。そのおかげで私達は、ウェブ上の国際的なトレンドやその未来を想像することができるのだ。韓国でこのようなフラッシュカンファレンスが行われるのは初めての事だ。このイベント、フラッシュカンファレンス2001 韓国は、7月29日から31日まで、首都ソウルにあるコーデックスとグランド・ボールルームで行われた。強い影響力を持つジョシュア・デイビスや中村勇吾などの多くをスピーカーに迎え、彼らのインスピレーションやクリエイティビティについて探ることになった。
まず初めに、予告編がスピーカーの作品と共に登場し、ユーン・デザインのチーフオフィサーであるジャエフーン・リーのスピーチでこのカンファレンスの幕が開けた。その後、スピーカーの自己紹介と彼らがどんなことを講演するかについてのコメント。フラッシュカンファレンスでは、1000名を超える参加者が見込まれたとされている。全てのセッションは、初心者と上級者の2つのグループに分けられ、3日間「アクションスクリプティング」「モーショングラフィックス」「ゲームプロダクション」「Eビジネス」「アニメーション」「インタラクティブメディア」などのトピックについてディスカッションが行われた。
世界的に最も有名なフラッシュデベロッパーである、ジョシュア・デイビスと中村勇吾は、カンファレンス全体においてスポットライトを浴びていたと言える。彼らは、インスピレーションとインタラクションについて語った。
ジョシュア・デイビスは、「インスピレーションとアプリケーション」というタイトルのプレセンテーションで、 インスピレーションを見出す方法を提示した。中村勇吾は、「ビジュアルコミュニケーション」について講演。彼は、「スタティック、キネティック、リアクティブ、コネクティブ」という言葉をとりあげ、これらの意味を定義し、彼がこれらをどのように作品に取り入れているかを紹介した。彼は、YUGOP.COMにある有名な作品を簡単に案内し、いくつかの未発表作も公開した。
アーチ&シパックは、MTVのイメージがいっぱいの、そして今までと全く違うものやショッキングな刺激を求める新しい世代に向けたハードコアラップを盛り込んだ、モダンサイバーファンク、イージーライダーである。第10回夕張国際ファンタスティック映画祭2001、第5回プチョン国際映画祭2001にも招待されたサイトだ。アニメーションディレクターであるジャエ・ヒー・キムとヤン・フーン・チョーが今回フラッシュアニメーションのプロセスについてプレゼンテーションを行った。
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