ロホ・マガジン
THINGSText: Taketo Oguchi
この雑誌が他のものと違うものにしている部分はどこでしょう?
編集基準がないというところでしょうか。私達はスペースを提供し、コントリビューターが好きなようにする。私達はただ、誰が寄稿していて、時間と労力を注いでいるのかを把握するだけ。特に深く関わることはないです。ロホ「スタート」と、ロホ「エクストラ」を同じスペースと時間で両立させたいです。終わった時を忘れるための1年や数カ月を取り払って、これが新しいとか古いとかいうバリアも無くしたい。私達が求めている質問は、「自分は本当にこれが好きなのか?私に何か訴えてくるものがあるか?」という事です。
Art work by Hombrelopez
ウエブサイトはどのようなものになる予定ですか?
印刷された雑誌と同様、コンテンツを補うために簡単なカバーをつけています。ロホはクリスタル・ジャーのように中身が見えている、というのが面白いのです。
スペインについてお聞きします、何かホットな動きありますか?
何がホットかって、バルセロナではソナーが終わったばかりですが、いまでもちょっと二日酔いぎみですよ。後はフリーマガジンのサーキットIVや、かっこいいテレビ広告、それと、太陽、ビーチ、その辺にいる素敵な女性とメスティソの人達、そしてメッセージのグローバライゼーション。なにより、素晴しい人々。あ!それにディナータイムの後クラブに変わって夜通しDJプレイを楽しめるレストラン!
いけてないものは、ビッグブラザー(人気テレビ番組)、闘犬、ヘロイン、ETAテロリズム。
Art work by Archikubik
バルセロナでお勧めのバー/カフェ/レストランを教えてください。
モーグ・クラブ(オマーがレジデント)、フォンフォン・バー、サボーンバー・レストラン、カフェ・デル・ソルをはじめとするプラザ・デル・ソルの全てのテラス、モンド・バー(エアコンが入っている時のみ)、ゼタバー・ショップ、ショージロー・レストラン、ボガ・レストラン、テイラ・レストラン、サルサイタス・レストラン(ディナーの後クラブ22になる)。
日本について何か知っていることはありますか?
そんなに知らないです。行ってみたいですね。シフトは知っています、映画も知っています、テクノロジーが凄いのも知っています。本当に知りたいのは、人。そして、皆どうやって暮らしているのか。もうすぐディストリビューターを探しに行くことになるでしょうね。
最後に今後の予定など。
もう次の事に向けて走り出しています。ロホ・プレス、ウェブとテレビ。クリエイティビティは毎日あちこちに転がっています。未来は、もう現在と一緒。同じ事がただ違う順序で並んでるだけなのです。
ROJO magazine
住所:34 ros de olano, 08012 Barcelona
TEL:+34 93 218 5900
https://www.revista-rojo.com
Text: Taketo Oguchi
Translation: Naoko Ikeno
