© Tomoaki Ichikawa

古典名画に対する「描く者」と「描かざる者」の視座の違いを表す、市川友章による約3年ぶりの個展「視点」が、名古屋のLAD GALLERY（ラッドギャラリー）にて5月29日から6月11日まで開催される。

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本展で市川は、学生時代に取り組んでいた「古典名画」を題材とした作品を展示する。ファン・エイクやベラスケス、ヒエロニムス・ボスなど、絵画を描く者にとって永遠の憧れである古典画家たちは、時に越えたくても越えられない大きな壁となり、描き手たちの前に立ちはだかる。そこで彼は、幼いころから親しみ遊んだ、マンガや「筋ケシ」（筋肉マン消しゴム）などの世界である自らの領域に古典名画を誘い込み、巨匠たちへのアプローチを図る。

市川友章 個展「視点」
会期：2017年5月29日（月）〜6月11日（日）
時間：13:00〜18:00（金・土曜日は19:00まで）
会場：LAD GALLERY
住所：名古屋市西区那古野1-14-18 那古野ビル北館121号室
TEL：052-485-9013
https://www.lad-chikyudo.com/ladgallery/