山口晃展「前に下がる 下を仰ぐ」

NEWSText: Aya Shomura

前に下がる 下を仰ぐ 2014 紙に鉛筆、ペン、水彩、墨 36.6 x 28.9 cm ©YAMAGUCHI Akira, Courtesy Mizuma Art Gallery

前に下がる 下を仰ぐ 2014 紙に鉛筆、ペン、水彩、墨 36.6 x 28.9 cm
©YAMAGUCHI Akira, Courtesy Mizuma Art Gallery

2月21日より、水戸芸術館現代美術ギャラリーにて「山口晃展 前に下がる 下を仰ぐ」が開催される。馬を模ったバイクに武士を乗せたり、超高層ビルと古い日本家屋を組み合わせたりするなど、彼の作品は自由でユーモラスな発想で描かれるが、たんなるお笑いや底の浅い思いつきで終わることなく、美術や歴史に対する批判精神にあふれており、その造詣の深さから、2013年には『ヘンな日本美術史』で第12回小林秀雄賞を受賞した。

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今回の個展「山口晃展 前に下がる 下を仰ぐ」も、この変わったタイトル自体が彼の人生観、芸術観を表した諧謔味にあふれたものだ。いろいろなプロポーションのギャラリーが縦に連なるという会場の特性を生かし、順路に沿って歩いて行くと一部屋ごとに作品世界が展開してゆくように展示が構成されます。作家の思考過程を覗くようなつもりで会場を散策すると、現代と過去、現実と非日常が混然となった山口ワールドを楽しむことができる。また、《忘れじの電柱》を、初発表の時とは違う展示方法、角度で鑑賞できたり、出口にも新作のインスタレーションが展示されるなど、見どころ満載だ。

山口晃展 前に下がる 下を仰ぐ
会期:2015年2月21日(土)~5月17日(日)
時間:9:30~18:00(入場時間は17:30まで)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8
休館:月曜日※ただし5月4日(月・祝)は開館
入場料:一般800円、前売・団体(20名以上) 600円
主催:公益財団法人水戸市芸術振興財団
協力:アサヒビール株式会社、株式会社信濃屋、集英社 HAPPY PLUS ART、凸版印刷株式会社、ミヅマアートギャラリー
企画:浅井俊裕(水戸芸術館現代美術センター芸術監督)
TEL:029-227-8111
https://arttowermito.or.jp

Text: Aya Shomura

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