東京・麹町の取り壊し予定のビルで開催されている、日本最大規模のストリート・アートの展覧会「BCTION」（ビークション）にて、ネットアート・デュオ「エキソニモ」が一味違った試みを行っている。

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BCTION は50組以上のアーティストが全9階建ての廃ビルを遊び、壁床問わず縦横無尽にグラフィックでビルを埋め尽くす、今までになかった試み。入場は無料だが、ウェブサイトでの予約が必須で、その敷居の高さもまた秘密基地に潜り込むような期待感を産み、開始以来、各方面から絶賛の声が上がっている。2014年の「伝説」として語らることが必須のイベントだ。

そんな状況の中、エキソニモは「BCTIONの最上階はインターネットにつながっている」という妄想のもと、存在しない架空のフロア「10F」を設定。特設ウェブサイト でプロジェクト「#BCTION #10F」を展開。日々ネット上にアップロードされ続けるハッシュタグ「#BCTION」がついた展覧会の関連画像を、誰でも即座にスマートフォンやPC から、わずか数回のタップ操作でリミックスできるウェブアプリ「BCTION Mixer」を開発。ネットと現場をつなぐ仕組みを作ることで、ストリート・アートが元々持っていた「開かれた予測不能な創造」の場を提供。史上最速 のイメージ・コミュニケーションが日夜繰り広げられている。

ストリートアートの祭典「BCTION」
会期：2014年9月1日（月）〜15日（月）
時間：12:00〜20:00
会場：BCTIONビル
住所：東京都麹町の某オフィスビル
問い合わせ：mail@exonemo.com
https://bction.com