福田武芳「カンボジアン・タクシー・ドライバー」

NEWSText: mariko takei


© Fukuda Takeyoshi

7月12日から17日にかけて、銀座ギャラリー巷房にて現代のカンボジアを舞台にした写真&映像作品展「Cambodian Taxi Driver」(カンボジアン・タクシー・ドライバー)が開催される。作者である写真家、福田武芳は、本業であるウェブ制作の傍ら、プライベートワークとして世界を舞台に写真作品制作を行っている。

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構想から5年をかけて行われた作品づくりは、これからもメディアや手法を変え成長していく。銀座ギャラリー巷房では、スチル作品のほか、アーティスト山崎功制作の音楽をBGMに展開するシネマチックフォトムービーが上映される。

アンコール遺跡群の観光拠点、カンボジア・シェムリアップ。街を訪れた者は必ず目にするであろう、バイクタクシーとそのドライバーたち。旅行では目を向けることのない、彼らがひたむきでまっすぐに生きる日常の姿を、作者本人が書き下ろした同名原作小説を基軸とし、あるタクシードライバーを主人公にドラマが描かれる。

閉ざされた過去、愛する者たちの死への葛藤、恋愛、そして、生きることの意味を、100枚以上のシネマチックなフォトストーリーとして綴られる。

Cambodian Taxi Driver
会期:2010年7月12日(月)〜17日(土)
時間:12:00〜19:00(最終日17:00まで)
会場:銀座ギャラリー巷房 3F
住所:東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル
TEL:03-3567-8727
https://motake.com/cambodiantaxidriver/

Text: mariko takei

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