デ・アペル

PLACEText: Celeste Najt

アムステルダムの現代アート展はパリやベルリンのように大きくはないが、はっとさせられる何かを見つけることができるはずだ。デ・アペル(De Appel)は最も面白いスポットのひとつで、近頃のアートの方向性を知ることができる場所となっている。

デ・アペル
Photo: Cassander Eeftinck Schattenkerk. Design: denieuwegeneratie architecten. © De Appel Arts Centre

1975年に国際東洋アートセンターとして開館し、2012年5月にセントラル駅にもアムステルダム市の中心からも近いパリのプリンス・ヘンドリックカーデ通り142に移設された。デ・アペルは、幅広い来場者のために最新のアートを紹介するため、ビジュアルアーティストや振付、劇場ディレクターによる展示や、プレゼンテーションやディベートなどのパフォーマンスプログラムも開催している。デ・アペルは、アートブック、単行本、雑誌、詩集やエッセイなどもプロデュースしている。

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Photo: Cassander Eeftinck Schattenkerk. Design: denieuwegeneratie architecten. © De Appel Arts Centre

このセンターはアン ・デミースターが監修している。彼女は、アート界において少し変わった経歴の持ち主で、ゲルマン民族の文献学を学び、ベルギーの「デ・モルガン」という新聞の文化ジャーナリストとして勤務した。後に、「フィナンシャル・エコノミー・タイムズ」という新聞社での文芸の編集者、コーディネーターとしての経験もある。さらに彼女は、ゲントにあるゲント市現代美術館「S.M.A.K.」(スマック)のヤン・フートのキュレーターアシスタントとして、またワトウのポエトリー・サマー2000にも携わっていた。2003年から2006年まで、彼女は「W139」やその他のアムステルダムでの現代アート展のディレクターを勤めた。

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Photo: Cassander Eeftinck Schattenkerk. Design: denieuwegeneratie architecten. © De Appel Arts Centre

この立地の良い18世紀の建物のリノベーションを担当した建築家のニュージェネレーションとADPのオフィスも置かれている。驚くような催しもそうだが、展示を楽しむだけでなく、場所そのものが訪れた人々を魅了する。そして、もしお腹が空いたら「モエス」と呼ばれる敷地内にある美味しいレストランに行くのがおすすめである。そこでは、季節の食材や地元産の食材を使った菜食メニューを味わうことができる。レストランは朝11時から夜1時までオープン。日曜日は夜の7時で閉まるが、ブランチから閉店までの間コーヒー、紅茶、ランチ、ディナー、カクテルからオードブルまで楽しむことができる。

ぜひ素晴らしいロケーションで、旬なアムステルダムの現代アートを楽しんでほしい。

De Appel Arts Centre
住所:Prins Hendrikkade 142, 1011 AT Amsterdam
営業時間:12:00〜20:00(日曜日18:00まで)
定休日:月曜日
TEL:+31 (0)20 625 5651
info@deappel.nl
http://www.deappel.nl

Text: Celeste Najt
Translation: Hiroko Nakagawa

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