アート・シンガポール 2009

HAPPENINGText: Yuka Nakamura (ARI)

2000年から始まったアートシンガポールは、近年アジア諸国でのアートフェアが増加する中で、東南アジアのトップギャラリーが集結するフェアとして、コレクターやアートファンから高い支持を受け、作品の売買だけに留まらず、東南アジアのアートのトレンドを作ったり、アートビジネスのアイディアを交換する場として広く知られている。

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今年、サンテックシンガポールにて10月9日から12日まで開催された同フェアは、経済的な問題をかかえるギャラリーが多かった為か、参加ギャラリーは去年の3分の一程度に減っていた。しかし、東南アジアのリーダー的存在としての自負があるように、参加ギャラリーが少ないながらも、どれもレベルが高い作品ばかりが出展されていた。

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隣国の影響からか、エスニックなテイストのものが多く見られ、特にインドネシアアートが多くフィーチャーされていた。世界的に経済問題を抱える今、シンガポールのコレクターが比較的中流階級に属している理由からか、世界水準に比べると比較的リーズナブルな値段で購入する事ができるインドネシアーアートが注目され、インドネシアからシンガポールに新たに支店を出すギャラリーも増えているとのこと。

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去年オープンしたばかりのインドネシアギャラリー「D’peak Art Space Singapore」(デピーク・アートスペース・シンガポール)は、今回のフェアには出展していないものの、会期中にオープニングを迎え注目のインドネシアアーティスト、ニョーマン・スジャーナをオープニングに迎えて作品を披露し、シンガポールのアートファンとの交流を計っていた。

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