ドゥドゥア

PLACEText: Julio Cesar Palacio from Panopttic

バルセロナのようにデザインブームが定着し月並みになってしまった大都市に暮らしていると、地元のデザインシーンの中から最も面白いものを発信し支援しようというリスクを負う者はめったにいない。これには古くからのDIY精神が必要なのだ。

バルセロナはお金のかかる街だ。ある無政府主義の若く才能溢れるグループは、政府の文化機関に干渉されることなくアート分野に新しい環境を開拓しようとしている。しかし彼らの作品を世間に発表することはますます難しくなってきている。

だからこそ「ドゥドゥア」のような場所は、この街のアートに今何が起きているのかを本当に知ることができる貴重な小宇宙なのである。オーナーであるアリシアの、こうした場所をつくりサブカルチャーをこの街から絶やさないようにしようという勇気ある行動は、しかしながらリスクの大きいビジネスでもある。

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ここ数年の間で、数人の人々がアンダーグラウンドのアートのために新しい場所を始めようと試みたが、その殆どが資金面の問題で閉店してしまった。ドゥドゥアはそんな中で、店を存続させる術を発見できているようにも見える。彼らが支援を続けるアーティストの協力を得て、他では見ることのできない貴重な宝物を見つけることのできる特別な場所となっているのだ。

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ドゥドゥアはこの街で最も魅力的なショップのひとつである。ここにはDIY精神に溢れた商品が揃っている。手づくりの洋服やバッグ、財布、素晴らしいホームメイドジュエリー。おもちゃもあれば、素敵なホーム雑貨もたくさん。厳選された本、DVD、レコードに、もちろんオリジナルのアート作品もある。

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また、この店はギャラリーでもあり、地元のアーティストや新鋭の海外作家の作品を織り交ぜて展示している。バルセロナにおいて地元市民とは、単にここで生まれた人たちのことではなく、この街で暮らし、働く人々のことである。

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