エマージング・アーティスト・セレクト展

HAPPENING

文化庁メディア芸術祭として、韓国のアニメーションとマンガの祭典「SICAF2008」に参加した際に、ソウル美術館(SeMA=Seoul Art Museum) にも取材へ伺った。

ソウル美術館は1928年に創設。ソウル市庁前広場の近くの王宮「徳寿宮」の奥にある丘の上にある現在の場所には2002年5月に移転。かつて最高裁判所として使われていた歴史的建造物を改装したもの。

エマージング・アーティスト・セレクト展


訪問した際には、1階のメイン展示室では日本でも人気のフランスの彫刻家アントワーヌ・ブールデルの大規模なコレクション展が開かれ、多くの美術愛好家、中でも学生や若者の来場者が多く訪れていた。

2階と3階の企画展示室では「エマージングアーティストセレクト2008-アートを鑑賞する4つの方法」(Selected eMerging Artists 2008 – Four Ways to Look at Art) と題した企画展行われていた。「線と色のエコー」、「水にかかれたスローガン」、「想像の裂け目から生まれるモンスター」、「日常の美」の4つのゾーンに、25名の韓国の若手現代アーティストの作品が展示されていた。

エマージング・アーティスト・セレクト展

「エマージング・アーティスト・セレクト」展は、2004年からスタートした2年に一度開催される企画展で、ソウル美術館のキュレーターが3年間かけてリサーチし、若いアーティストに作品発表の場を提供するとともに、作品を通じて韓国美術の未来への発展的な審美眼を啓発する目的で開催しているものだ。

エマージング・アーティスト・セレクト展

韓国の若手のアーティストに焦点をあてた現代美術をまとめてみる機会は初めてだったが、非常に興味深いものであった。世界の美術シーンから影響を受けつつも、現在の韓国というものを感じさせる作品が数多く見られた。

エマージング・アーティスト・セレクト展

今年の9月12日から始まる「ソウル国際メディアアートビエンナーレ」(通称:メディアシティーソウル) もソウル美術館で開催される。メディアシティーソウルは2年おきに開催されるメディアアートの祭典で、今回で5回目となる。運営もソウル美術館が中心となっているが、現代美術を扱っている美術館が主体的に取り組んでいるメディアアート・フェスティバルは意外にも少なく、こちらにも期待が高まる。

エマージングアーティストセレクト2008-アートを鑑賞する4つの方法
会期:2008年3月28日(金)〜6月15日(日)
会場:ソウル美術館(韓国・ソウル)
住所:37 Seosomun, Jung-Gu, Seoul 100-813
TEL:(82) 02-2124-8800

Text and photos: CG-ARTS協会文化庁メディア芸術祭事務局」

文化庁メディア芸術祭ブログより転載

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