サマーケース 2006

HAPPENINGText: Julio Cesar Palacio

その後、ビッグテント(ターミナル S)では、少し遅れてアイスランドを代表するバンド、シガー・ロスがパワフルでプログレッシブで幻想的なメロディーとともに観客の前に登場。


Sigur Ros

彼らのステージはいつもながら激しく神秘的だった。この緊張感、充足感、興奮状態、閉所恐怖症、幸せ、その他の多くの感情が同時に、シガー・ロスのステージで混ざり合い、ただその世界にすいこまれそうになるばかりだった。


Daft Punk

息がつけない程のエモーショナルに駆け抜けた前半を終え、90年代ミュージックの時間になると、ダフト・パンクが登場。マヌエルとトーマスがロボットマスクをつけてあらわれた場所だ。確実に、フェスティバル全体のベスト映像であった。ただ画像やライトを聴き、「アラウンド・ザ・ワールド」のクラシックなダンスしているだけですばらしかった。

マッシブ・アタックがトリップホップや世俗的なエレクトロに、グルーブダブやヒップホップのミックスサンプルを加え、リラックスした素晴らしいステージを披露する。


Fat Boy Slim

ダンスタイムに続き、別のステージは、ファット・ボーイ・スリム、ジェームス・マーフィ(LCDサウンドシステム)、アマーブレに引き継がれた。

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