
6月9日、ワールドカップドイツ大会が開幕した当日、60組のクリエイターが参加する「60 Football Visions」が原宿「KDDI DESIGNING STUDIO」で幕を開けた。前日6月8日のレセプションには約800名もの人々が集まり、会場を大いに賑わした。
この展示はフリーグラフィックマガジン「Public/image.magazine VOL.3」の「Football Liberated」での誌面企画「Football Visions」から発展したもので参加者はデザイナー、アーティスト、イラストレーター、スタイリスト、フォトグラファーなど様々なメディアで活躍している面々。
会場の「KDDI DESIGNING STUDIO」の1Fフロアに作品が展示されており、会場の外からも見えているので、入口を抜ける前から目を奪われてしまう。
「Public/image.」の編集長でもある「Adapter」の針谷建二郎氏は『当初は誌面の一企画でサッカーボールをカスタマイズしようという話だけだったが、やるならもっと大きな規模でやってみようという話に進んでいった。そして良いタイミング(NIKEがボールを提供してくれるという話、KDDI DESIGNING STUDIOとのコラボレーションの話)が重なり、晴れて「60 Football Visions」をするに至った。KDDIとNIKEという立場の違うメーカーとお互いの意見を交わしながら一つ一つ企画を作るのは、とても素晴らしい機会だった。』と話す。
また、針谷氏は「60 Football Visions」への思いをこう話した。『今回参加してくれた人の中でもサッカーを好きな人とあまり興味がない人、両方いたと思うが、皆アートワークとしてサッカーボールでの立体表現を純粋に楽しんでくれた。サッカーという分かりやすい題材で展覧会をすることで、今まで自分たちとは接点がなかった人達にも作品を見てもらいたい。「Public/image.」としてはここまで大規模に企業とコラボレーションしたのは初めて試み。これからも繋がりそうになさそうな所を繋ぎ合わせることをチャレンジしていきたい。』
「KDDI DESIGNING STUDIO」の館長、木村奈津子氏は『NWBAとNIKEの枠に囚われない、おもしろい事をやろうというこの試みに共感できた。「KDDI DESIGNING STUDIO」としてもコミュニケーションアートの場を大切にしていきたい』と、語ってくれた。