GO GAGA VOL.3

HAPPENING


今回、オーディオビジュアル・イベント「GO GAGA」のオーガナイザーである「Partyzanai」のDJと「RUT RUT」コレクティブはリトアニアの港町クライペダで催されたドイツ・カルチャー・デイズの公式プログラムとしてそれを開催する機会を得た。

そのイベントは船舶の修理庫で開かれた。本当に驚くべき場所である。新旧の船、クレーンがあり、そして水に囲まれているのだ。そこには、旧市街とそこを隔てる古く小さな橋を渡れば入ることができる。

このイベントは今日のドイツの音楽家、映像家との強い結びつきがある。メトペ(ミハエル・シュバネン)はユニークな楽曲を披露したが、彼はこの「GO GAGA」で一番待ちこがれられた出演者である。彼はケルン出身(現在はベルリン在住)の電子音楽に精通した作曲家であり、そのライブは非常に調和した音が鳴り、実験的でメランコリックなものが満ちている。メトペ名義での作品は、ドイツで最も知られている先鋭的なエレクトロニカ・ミュージックのレーベルの一つであるコンパクトに所属する、エリアル・アンド・センダー・レーベルズからリリースされている。彼のアルバム「カボル」はエレクトロニカ・ミュージックを探し求めている人なら誰もが耳にしていることだろう。

ジラフェントーストのVJヤンス・ルークはドイツの現代映像文化を物語る一人である。ジラフェン・トーストは四人のメンバーから成り、ウェブ・デザイン、flash、映像作品、ビデオ・クリップといったような様々な類の視覚的表現を行っている。その表現は非常に専門的で、豊かで幅の広い表現から成る。VJヤンス・ルークは非常に刺激的なVJを披露した。ステージに彼を迎えたことは本当に素晴らしいことだった。

「GO GAGA」の音と映像はリトアニア在住のアーティストたちによってもまた提供されている。フュー・ノルダーはリトアニアでおそらく現在最も興味深く、最も革新的な作曲家である。彼の果てしなくミニマルな音は、彼自身の音楽世界の底へとつながっている。ライブとライブの間は「Partyzanai」のDJたちとDJエレクトロッド・コラベルニコフが自身で選択したエレクトロニカ・ミュージックを流す。

「RUT RUT」もまたこの「GO GAGA」のために特別な映像作品を用意した。このユニットは映像作品を作り、見せることへの独創的なアティチュードによって際立つことを目指している。皮肉的で子供っぽい映像作品の「ダーティ」には、バーバリー、バットマン、エックスメンなど、今日の様々なポップ・アイコンが使われているが、それは犬や猫、あるいは他の人たちの旅行のドキュメンタリーをスキャンしたものとミックスされている。

「GO GAGA」の次のイベントは秋にならないと開催されないが、夏の間にDVDがリリースされる予定である。


GO GAGA VOL.3

日時:2006年5月20日
会場:Klaipeda Ship Repair Hangar
住所:Piliest str. 5, Klaipeda, Lithuania
http://www.rutrut.lt/gogaga/

Text: Emanuelis Ryklys from RUT RUT
Photos: MP1
Translation: Yuhei Kikuchi

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