「絵画の存在:これは愛の歌ではない」

HAPPENINGText: Yoshito Maeoka

ベルリン・ビエンナーレと並行して、展覧会「絵画の存在」が、クンスラーハウス・ベタニエンの大ホールで開催されている。かつての滞在アーティストを含む、最先端の平面作家の作品を紹介。ここに選ばれた絵画は、何れも絵画のマチエールおよび絵画本来の質を追求している。

「これは愛の歌ではない」というサブタイトルは、自己満足の “ロマンチック主義” の拒絶として理解されるべきであり、この点で、展覧会は文学的ではないが、ポップカルチャーにおいてクールで距離のあるアプローチをとっている。


Dominik Lejman

実際のアクリル絵画の上にビデオを投影する、ドミニク・レイマンの作品。


Robert Lucander

木目をあえてむき出しにし平面的な色彩と立体的な線を用いた上で印象的な人物の表情の描写をするロバート・ルキャンダーの作品。


Sven Druehl

コンセプチュアルな素材感を持ったスヴェン・ドリュールの作品。


Pablo Alonso

素材感すら漂うマチエールと圧倒的な仕事量のパブロ・アロンソの作品等が展示されていた。

Painting As Presence: This Is Not A Love Song
会期:2006年3月24日〜4月23日
会場:Kunstlerhaus Bethanien
住所:2 Mariannenplatz, 10997 Berlin
http://www.bethanien.de

Text: Yoshito Maeoka
Photos: Yoshito Maeoka

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