ウィーン

PLACE


ウィーンのガルテル地区には多くの最新スポットがある。 (Photo: Vienna Slide)


堅苦しい、古めかしい、退屈…。ウィーンに対してそんなイメージを持っている人もいることと思う。しかし、絶対にそんなことはない!最近のウィーンでは、ワルツを踊るよりクラブハウスで踊る。それはファンキーでエレクトリックだ。


ルーツバーでは、人々はふつう、金曜日に仕事が終わってから集まる。また、土曜日にそこでナイトツアーを始めることも。

4月の明るくて暖かい春の日、まさしく都会の中心であるウィーンのバークガルテンで腰掛ける。そうすれば感銘を受けられない人はいない。それだけではない。庭を見下ろせる素晴らしきパルメンハウスビル、さらにはウィーンっ子であふれる公園、ピクニック、日光浴、ボールジャグリング、サッカーをする人。それらに感動することだろう。長くて暗い冬の数カ月後に春がくると、本当に都市が生き返ったように思える。そう、ウィーンですごす春はとても素敵なものだ!


メツァニンは充実したオフィス生活、建築、および娯楽を人々に提供する。

そして、たとえ旅行者がこのオーストリアの首都に対して旧都市の古くさい、帝国首都的なイメージを持っていようと、いまやその余韻はほとんどない。フロイト、ワルツ、オペラボール、およびその他の優れた芸術、これらのもののすべてが今も本質的にウィーンのものであり、それらを経験しないで旅行するのは、ロンドンに行ってビッグ・ベンを見ないようなものだ。


ウィーンの伝統的な喫茶店を代表するところといえば、カフェセントラルだろう。

しかしながら、近年は世界に「追いつき」、ウィーンは古典的で単に高級であるというイメージを払いのけ、若く、かつクールな世代に魅力的なホットスポットとして認知されるために人々は一生懸命働いている。そして私には都市が、古い帝国の伝統、素晴らしい建築、およびロマンチックな視点を現代的なライフスタイル、現代のアートシーン、バー、およびクラブの雰囲気に結びつけることが出来たように思われる。したがって、クラシック音楽とハイアートの愛好者はモーツァルトやベートーベンを聴き、ウィーンのクリムト、シーレ、デューラー等の芸術を鑑賞する素晴らしい機会がまだまだある。一方、クラブおよびモダンアートは過去数年間にわたって大ブームを経験した。

例えば10年前。8番と9番地区のガルテル地区は、悪夢のような交通体系の売春街だった。今日では、都市計画とEUの資金プロジェクトのおかげで、多くのヒップなバーとクラブがこの地域の高架鉄道下のアーチに揃った。 おしゃれなブッダクラブ、粋なバブー、クラブbow4、町で最もおいしいジンが飲めるチャーミングなバーのハルプシュタット、そして、若者向けで、私には少々“おしゃれ過ぎる”「Q」、エレクトリックなリズB72(これらは2つの有名なコンサート場である)。その他にも、オフィス、アート、ファンの素敵なコンビネーションであるメツァニンのようなたくさんのクールなスポットがある。エレクトロニカ、ハウス、ワールドミュージックはフレックスウィールWUKのようなクラブで聞くことが出来る。

下街にはムゼーウムスクアーターがある。これは旧帝国時代の馬屋からすっかり改築されてモダンアート、カフェ、および今風の店が集まった大型商業施設となった。その横であなたが目にするものは…

…実は私はウィーンについて何時間も話しつづけることが出来る。ウィーンへのフライトを取って、ご自分でそれを確かめてみては? お楽しみあれ!

Text: Christina Merl
Translation: Yuhei Kikuchi

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