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第1回 ピクトプラズマ・カンファレンス

HAPPENINGText: Peta Jenkin, Mark Macpherson

レクチャープログラムの中での一番の見どころは、スイスのデザイナー、フランソワ・シャレの独創的なプレゼンテーションだった。


Francois Chalet’s 2d digital alter-ego in action

会場のスクリーン上に映し出された猫のキャラクターを操作し、彼自身は別室のマイクで話をしていた。そのキャラクターの動きは、あらかじめプログラムされているのではなく、彼自身がコントロールしているので、彼の化身となって、デザインワークを紹介し、聴衆にダイレクトに反応することができていた。話の中で、ある聴衆の一人が手を上げて、ちょっと喧嘩ごしに「君はどこにいるんですか?」と質問した時の反応も興味深かった。シャレは即座にキャラクターでジェスチャーをし、「ここだよ!」と伝え、ユーモラスなエフェクトをそのキャラクターにかけ、プレゼンテーションは聴衆の笑いと共に終わった。


Mad character scientist Francois Chalet in his secret room

カフェ・モスクワの真向かいにある印象的な建物、キノ・インターナショナル。ここでは、アニメーションのショートワークから、新しいタイプのモーションデザインやキャラクターアニメーションなど、目を見張るようなアニメーションをフィーチャーした、素晴らしく構成されたプログラムが行われた。


Kino International

アニメーション用ソフトウェアの技術が、どれだけ新しくかつ想像力に富むスタイルを生み出すのに関わっているかという点を強く感じた。

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