イベント11

HAPPENING


イベント11」という、ザ・アーティスト・グループという団体が運営する、スタイリッシュなエクストラバガンザがある。そしてこれは、今年のエクストラバガンザのキャッチコピーだ。今年で11回目の開催を迎えたこのイベント。デザイン、ファッション、メディアアート、広告、PR、エンターテイメント、コマーシャル&ビデオ制作、写真、フィルム、音楽、グラフィック、ギャラリー、クラブなどなど、実に幅広いクリエイティブのプロ達を紹介するイベントだ。その規模も莫大であるだけではなく、かなりの話題を一人占めしているイベントでもある。

ナインカンパーの家具から、キャデラック・フェアビューによる、ミース・ファン・デル・ローエのオリジナル家具のコレクションまで、さまざまなものがミックスされたスタイルは、常にファッショナブルな新しい見解を指し示している。また、自動車会社アウディも、ニューモデル「S4」や、2004年モデルとなる「A8L」「A4」、そして「TTロードスター」を発表。液晶モニターでは、ジェイソン・エバンクス監督によるショートフィルム11作品が紹介されていた。

ピクセル・ギャラリーのアレン・チャンは、デジタル・ギャラリーを開催。一方、フェイド・トゥ・ブラックは、カッティングエッジな映像作品を紹介した。ファッション・テレビジョンを楽しむことができたのは、野外にあるメディア・ラウンジにて。ここでは、バカルディからのラム味のカクテルを楽しむことができた。それだけではない。ここでは、フランスのゴッセ社のシャンペンもふるまわれ、ソルとステラアルトワからは、キンキンに冷えたビールが提供された。

その他にも、ジェンリコン・ライトニング・デザインのジェイソン・ジェニングス(ライトショーを発表)、パンドール・スタギング(野外のダンスフロアーを制作)、そしてインスタレーション・アーティストのオリビエ・デ・ラ・ラマとアンドレア・ボッセンスの姿を確認することもできた。.

氷の彫刻があったり、ディスコ時代の音楽が流れるフロアーがあったり、野外の会場も思う存分楽しんだ後に心の中に残ったのは、もっと遊びたい!という気持ちだ。作品が中庭の壁に飾られていたり、多くの人たちの目に触れてもらうために、野外に巨大スクリーンを設置していたりしていたのだが、間を埋めるために、有名なデザイナーが一斉にかき集められた感があった。例えば、実際にナンド・コスタの作品がスクリーンで上映されており、それはそれで、とても見応えがあった作品だ。しかし、今回のこのイベントの場が、カクテルを片手に楽しむパーティーなのか、あるいはビジネス的なものなのかという、その曖昧な境を区別している人は、実際にいたのだろうか?という疑問が残る。DJが次々と音楽を流していくうちに、夜がどんどんとふけていくうちに、ここに集まったのは、ただどんちゃん騒ぎをするだけなのが明らかになっていった。そしてその場は実際、そういったお楽しみには最適な場所だったのである。

またこの夜は、このイベントが開催されたTDセンターの創立35周年記念のお祝をかねていたため、パーティーの規模もかなりのものだったのは、御想像できるところだろう。イベント11は、過去最高の規模に成長したのだ。エレガントで、洗練され、そしておもしろいイベント。これからも、決して忘れることができないイベント。次回は、あなたもきっと参加してほしい。

The Artist Group Event 11
会場:TDセンター
住所:847 Adelaide St. West, Toronto, Canada
www.artistgrouplimited.com

Text and Photo: Jayson Zaleski from Amoeba Corp
Translation: Sachiko Kurashina

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