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ロッキング・ショッキング

PEOPLEText: Terevision Ruiz

人類の歴史のある時期に、私達の先祖のうちの何人かが自分達の身体を骨や皮、石、植物などその他身の回りにあるあらゆる物体で装飾することを発見した。その行為が長い年月を経て、現在まで続くアートとなった。 ロッキング・ショッキングを設立したアナ・ゴンザレスとオスカー・ベニートの2人は、自分達をジュエリーとアクセサリーのデザイナーと呼んでいる。彼等のキャンペーンのひとつを実際のアート作品へと制作し、写真、ファッション、ビジュアルの実験に焦点を当て、製造、広告キャンペーンの管理、フォトグラファーとしての活動などを行っている。

1996年の設立以降、ロッキング・ショッキングはファッションの現在のトレンドから一歩進んだ存在であるということを表現している。彼等の活動はバルセロナでのガウディキャットウォークでの初コレクション発表から始まり、その後少し経ってから、ロンドンのファッションウィークにおいて世界的なレベルでコシノミチコとのコラボレーションを実現した。その頃から、様々な団体やデザイナーとのコラボレーション活動が続いている。 1999年には、ロンドン、パリ、ニューヨーク、アムステルダム、東京でコレクション販売もスタートした。

彼等の作品では、既存のトレンド全てを打ち破るスタイルが特徴となっていて、その結果は常にオリジナルで印象的だ。彼等がデザインするアクセサリーやジュエリーは、彼等自身が身に付ける衣服なのだ。アートや写真、彼等を取り巻く全てのものに影響を受けつつ、「何があるか」ではなく「何が生まれるか」という前提を持ったデザインで驚きを与えている。常にあらゆる種類の素材で実験をしつつ、鮮やかな色の帽子と造花でできたヘッドギア、「ビューティークイーン」と書かれた肩帯、メダル、レザーやガラスで作られたメタリックの素材、様々なモチーフで服や上着、シャツを作るのに使われるワイヤーメッシュ、襟飾りとブレスレットなど、多くの皮肉とキッチュな味わいを含んだ新作コレクションを発表した。ロッキング・ショッキングは、今後もスタイルの境界線を超えた表現を続けていくことだろう。

Text: Terevision Ruiz
Translation: Mayumi Kaneko
Photos: Courtesy of Locking Shocking

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