HAPPENING展

HAPPENING

今年で2回目になる『HAPPENING』が10月8日(金)から10月17日(日)にかけて開催されました。
このエキシビションは、イギリス、ドイツ、オランダ、イタリア、フランス、そして日本のインテリア・家具デザイナー30組の作品を原宿・青山・渋谷・代官山エリアの28のブティックやカフェ等の店鋪内にて発表し、観客は、それぞれのブティックや、カフェ、大手書店で、チケットの変わりにカタログを手に入れます。期間中、ショッピングを楽しみつつ、地図を片手にGOODデザイン、GOODコンセプトの家具達を探し出し、それぞれのお店に設置されているポラロイドで家具の写真をカシャ、カシャと撮ってはカタログに張り付けて、自分自身のHAPPENINGのカタログを完成させていきます。


今回全ての会場を回る事は出来ませんでしたが、特に印象深かった作品を上げると、掃除機でソファー内の空気を抜くと好きな形にソファーが固まる作品『MEMO』を発表した「INFLATE」や、横から見ると犬の形をしているベンチを発表した「RADI DESIGNERS」、デザインを媒介して盲目な人々が働くブラシ工場を立ち直らせる事に成功した「D.I.M」、料理や、座る人など、生活から発せられる温度によって色が変わる黒いイスとテーブル”36°”を発表した「FLASK」などがありました。特に『MEMO』は、日本では3万円代で販売する予定と聞き、早速予約をしようとも考えています。

たくさんの道行く人々をも観客として取り込む事が出来るこのイベントは、正にハプニングなコンテポラリーデザインの発表の場として、今後、もっと発展して行く事でしょう。20世紀から21世紀に変わろうとしている今、ハ-ドウェアの進歩とソフトウェアの見直しと共に、僕達の身の周りはゆるやかな変革を迎えつつあります。その中で、直接ライフスタイルそのものをデザインする事に繋がるインテリアデザインには、今後もっと期待したいと思います。そして来年のハプニングを楽しみにしています。

この黄色の梱包用のパッチンがついた封とうをカタログの装丁に張り付けたカタログはお気に入りです。たぶん低予算の中で出てきたアイデアだと思うのですが、まず、梱包用のパッチンが、ポラロイドの保護にもなって、しかも、ポケットにもなるから
、地図とか、ポストカードとか、撮った写真を入れておくのにすごく便利。簡単なバッグとして使えました。まさにGOODデザイン!!

HAPPENING
会期:1999年10月8日〜10月17日
会場:原宿、青山、渋谷、代官山エリア
http://happening.jp.org

Text: Akira Natsume

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