PARIS SI J’Y SUIS

PEOPLE

ウェブマガジン「Paris si j’y suisは、「Lonely Planet」や「Timeout」にうんざりしている人達にパリついて常に最新で面白い情報を教えてくれる。つまらない市立美術館とは違うものを求めている人にとっては、一番素晴らしいパリ情報のサイトと言えるだろう。
例を挙げると「PARISIAN WALLS」で陶器モザイクを制作した「落書き」グループ、SPACE INVADERSのインタビューなどがある。
パリに住んでいる多くの人達が、一体誰がやっているのだろうと疑問に思っていることだろう。夏休みで閑散としている今月のパリで、「Paris si j’y suis」を担当しているラファエルにインタビューすることが出来た。「Paris si j’y suis」とは一体何なのか、ウェブではどんなことが行われているのかについて話を聞いた。


Paris si j’y suisを始めたきっかけを教えてください。

インターネットのテクノロジーを、製品カタログや会社実績だけの法人ウェブサイトではなく他のものに応用したいと考えていた時に、パリの周りの出来事、ナイトライフやバーやパーティーなどが自然に浮かんで来ました。僕の計画と一致する唯一のテーマでした。僕は、コンピューター技術者であり、画像処理の学位も持っていますが、同時に文学やアートにも興味があったのです。

ウェブサイトで目指すものは、何ですか?

難しい質問ですね。読者に対しては、彼等を楽しませ、刺激するようなものを作ること、パリの違う一面を見せる努力をして行くことです。僕自身は、楽しんでやってそれで機能しているので、他に何も言うことはありません。

オンラインでやるという形式での利点は?

もちろん、世界中の人達に発信することが出来ることです。世界中に約22,000人の読者がいます。紙媒体の雑誌だと反応が得られないし、印刷コストもかかり、流通も困難です。雑誌では、インターネットの情報を見ることが出来ないという読者の考え方がある一方で、インターネットの読者は、僕らのような雑誌にとっては「マーケットシェア」と考えられていません。ウェブマガジンは、紙媒体の雑誌の評判に追い付くことが出来ません。新聞が僕らのことを取り上げて宣伝してくれますが、僕らのことを競争相手とは思っていないからです。でもそれは、近い将来変わるかもしれません。このプロジェクトでお金を稼ごうとは、もしそれが可能だとしても考えたことがないし、それが目標ではありません。とにかく、我慢して一生懸命やらなければなりません。どんなに素晴らしいアイデアがあってもそれを実現するには、少なくとも2年必要です。

Paris si j’y suisの記事を書くためには、クラブパーティを知ならなければいけないのですか?

僕らのクラブライターは、ある意味ではそうですね。ハウスミュージックのエキスパートでもあります。他にもスポーツやエキシビジョン専門のライターもいますけど。

今年のベストパーティーは?

La Salle GaveauでのMAGIC GARDENのパーティー(クラシック音楽で有名な場所で開かれた大規模なハウスミュージックのパーティー)は、素晴らしかったです。モンマルトルのKING’Sでのローラン・ガルニエや、ピピロッティ・リストのビデオインスタレーション「Remake of the Week end」も素晴らしかったです。

Text: Guillaume Ollendorff
Translation: Mayumi Kaneko

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