ROBOT

PEOPLE


ROBOTはジェイとロブのプロジェクト。2人のデザイナーがDJをし、パーティーをプロモートし、内装を手掛け、新しいスタイルのショップを経営する。彼らがやらなかったことは何だろうと聞きたくなるかもしれない。
僕がジェイに出会ったのは1年程前のことで、同じ仕事をし、語り合い、というよりは彼の将来の計画を聞かされていたと言った方がいいだろう。ラップトップを買ってタイかどこかのさびれたビーチに引っ越して音楽を作り、それをFTPにアップする、またはものすごく大きな帽子をかぶってホンコンのビジネス街の真ん中を走り回るという計画以外に、彼はマンスリーでパーティーをやる計画を立てていた。それが彼のその他の計画にも刺激を与え、フライヤーから始まって各号ごとに発展し、今は1冊の雑誌にまで成長した小さなファンジンを立ち上げている。その1ヶ月後に彼から仕事をやめたと聞かされ、ROBOTが正式に活動を開始した。
1周年記念のパーティーが開かれる大きな倉庫の内装を手掛ける準備で大忙しのジェイをやっと捕まえることが出来た。ROBOTSがDJをやるパーティーでもある。
ジャイルズ・ピーターソン、4HERO、UFOそしてFUTURA2000やSTASHなど、淙々たるメンバーが集まるビッグイベントだ。



ROBOTSについて教えて下さい。

イギリスで始まったようなもので、パーティーをやってました。何でもひとつのことを別々のものだと分けて思ったことはなくて、デザインでもそうだけど、カレッジにいた時に、僕と同じコースには他にも同じようにDJがたくさんいました。
実際、「ROBOT」という名前を思いついたのは LEMON のオフィスだったと思います。そこにいた女の人達にすごく興味があって、彼女達はみんなキラキラした格好をしていました。1年前はみんな短いフリンジのついた服なんかを着て歩いていて、みんなロボットみたいだったんです。僕達はそれを見て「ロボットウーマンだ」なんて言っていて、それで分からないけどそれがロボットの一部に思えて、「ROBOT」という名前を思いついたんだと思います。

ホンコンでパーティーをやっているプロモーターは他にもいますが、自分達が彼らと違うと感じている部分はどんなことですか?

ホンコンの他のプロモーターはアイデンティティを全く持ってません。基本的にはばかばかしくてくだらないパーティーやビッグネームのDJばかりです。彼らが来てもあまりたくさんやらないし。一般的にごちゃごちゃ飾りたてるのはすごくくだらないです。サウンドシステムがどんなに良くても。僕達がやりたいのは、そういったものにアイデンティティを与えることです。パーティーの名前はROBOTで、出来るだけたくさんの人を呼んで、彼らを出来るだけ驚かせたいです。ジン&トニックナイトみたいな感じで。天井にジンとトニックが入ったボウルをぶら下げて、みんなにストローを1本づつ渡してそこから飲ませてたんだけど、そんなこと想像もつかないでしょう。少なくともフライヤーデザインはちょっとユーモラスなもので、そこには「衛生的に生まれ変わったROBOT」って書いてあるんだけど、本当は僕らは衛生的じゃないからそれは全くのジョークなんだけど。でもそれは違ったやり方で物事を見ているみたいな感じです。またデザインに戻ることになるけど、それが本質だから。人とは違う表現方法を見つけようとしてるんです。

ホンコンのクラブナイトの内装をほとんど全部自分で手掛けたいと思ったことはありますか?

いいえ、全然。僕達が最初にやった内装の仕事はものすごくくだらなくて、今振り返ってみると、自分達がホンコンで何ができるのか、ここで手に入るものは何なのかということをただ思い知らされただけでした。それでやっとライクラ(ゴムのような合成繊維)に出会ったんです。本当にふざけた内装ですけどね。布を使って出来ることはすごくたくさんあります。ライクラを使えば簡単にクラブを全く別のものにすることが出来ます。ただ壁にぶら下げるだけじゃなく。

Text: Drafus Chow From Lemon
Translation: Mayumi Kaneko

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