ソナー 2008
ソナーは今年で15周年を迎えた、エレクトロニック・ミュージックとメディアアートの大規模なフェスティバル。毎年6月にスペインのバルセロナで開催され、市内中心部にあるバルセロナ現代美術館「MACBA」を中心に複数の会場にて、マル...
ソナーは今年で15周年を迎えた、エレクトロニック・ミュージックとメディアアートの大規模なフェスティバル。毎年6月にスペインのバルセロナで開催され、市内中心部にあるバルセロナ現代美術館「MACBA」を中心に複数の会場にて、マル...
大きな滝を見に出掛けたことはあるだろうか?山を登り始めて、息も切れ始めた頃に何処からともなく微かに聞こえ始める水しぶきの音。突然開けた視界に広がる美しい滝…。登山に自信はないけれども大きな滝に(しかも4つ)関心のある方...
晴れ渡る空と初夏のすがすがしい天気もアート・バーゼルの重要な要素の一つであるにも関わらず、 第39回を数える、2008年のアート・バーゼルは、肌寒く雨が降ったりやんだりするような曇りがちの空の下、開催された。 Public Art...
現地にいる音楽評論家達が、夏季に多くの音楽フェスティバルが開催されることについて語るとき、彼らはそれがアーティストの質や公共の豊かさに影響を与えるということを指摘している。 しかし、プリマベーラ・サウンドはインディ...
興味深い活動を続ける1973年モデナ生まれのイタリアの若手アーティスト、ロベルト・クォギ。人気の所以は、彼の持つ「消失への意志」である。 Roberto Cuoghi in Louvres museum © Roberto Cuoghi 20代後半、抑制・鍛錬...
オペラを歌ってみよう。テレビスタジオのオーディエンスになってみよう。それとも、お気に入りの俳優の映画に出演をお願いされようか。一見、バーチャルエンターテイメントセンターのように思えるかもしれない、しかし、それはニュー...
ニューヨーク市立博物館にて、チェルシーのコンドミニアム「HL23」のアメリカの建築家ニール・ディナーリによる建築予定計画にフォーカスを当てた新しい展覧会が開催された。 ディナーリ氏はその多くは未だかつて建てられてい...
この夏バービカンで開催中の「ザ・ハウス・オブ・ヴィクター&ロルフ」は、 オランダが誇るデザイナー・デュオ、ヴィクター&ロルフの、過去15年の作品を振り返る回顧展である。 「おしゃれなオタク」とでも表現したくなるスク...
2016年のオリンピック開催候補地に東京が残っているが、オリンピックのプレ・イベントとしてメディアアートの展覧会が開かれることが東京でありえるだろうか? 北京ではオリンピックの文化イベントとして大規模なメディアアー...
北海道札幌市内にあるモエレ沼公園。そのマスタープランをイサム・ノグチが手がけ、「全体をひとつの彫刻と見なした公園」として、そのシンプルでダイナミックな公園の2005年グランドオープンには、国内外から注目が集まった。 デザ...
文化庁メディア芸術祭として、韓国のアニメーションとマンガの祭典、SICAF2008に参加した際に、ソウル美術館(SeMA=Seoul Art Museum)にも取材へ伺った。 ソウル美術館は1928年に創設。ソウル市庁前広場の近くの王宮「徳寿宮」の...
ロンドンのテート・ブリテンで1984年にはじめて開催され、今や現代美術界で最も重要な賞のひとつとされる、ターナー賞。「一般市民が新しい美術に関心を持つようになる」ことを目的に設立されたこの賞には、その言葉どおり毎年極めて...