ディストーション 2010
コペンハーゲンはまさに独特の混沌とした雰囲気に包まれている。夜になるとあちこちでバーやクラブが営業しており、この街の中央ヨーロッパならではの自由奔放な様子のために北欧らしさも幾分薄れている。 6月初旬の日も長く温かさ...
コペンハーゲンはまさに独特の混沌とした雰囲気に包まれている。夜になるとあちこちでバーやクラブが営業しており、この街の中央ヨーロッパならではの自由奔放な様子のために北欧らしさも幾分薄れている。 6月初旬の日も長く温かさ...
前日の雨模様から一転、真夏のような暑さを伴う晴天となった6月25日の小樽。その街を代表するスポットの小樽運河沿いに建つ小樽倉庫No.1では、詩と音楽の夜会「オタルコラージュ」が開催された。現代詩のパイオニアとして世界的に著名...
南米モダン・コンテンポラリーアートにとって最も重要な祭典の一つであるのが毎年一回ブエノスアイレスで開催されるアートフェア「ArteBA」だ。今年で19回目を迎えるArteBAは、アルゼンチンは勿論のこと、スペイン、チリ、ブラジル、...
今年100才を迎える版画家・一原有徳(いちはら・ありのり)の作品には、そんな非現実的な風景が広がっている。1910年生まれ、小樽在住の版画家、一原有徳の個展「一原有徳・多面体 地球の部品掌の中にあり」が、6月20日まで北海道立近...
太陽が沈み星が出てくるとき、光は我々人間に何を投げかけているのだろうか?フェデレーション・スクエアに突如出現した、光の意味を見つけ出すイベント「ライト・イン・ウィンター」は、地元や海外のフェスティバルでアートディレク...
10周年記念ということもあり、誰もが今年のプリマベーラ・サウンドのフェスティバルは、史上最高のできになると感じてた。今回新たなスポンサーを得て、(危機の為)バラエティ豊かな音楽と巨大なインディーロックの演出を残した唯一...
東京の湾岸エリアにある古い印刷工場をコンバージョンし、2010年5月に誕生した「タブロイド」で、新たなアートな試みが始まった。東京を象徴するような新進作家が巣立っていくことを願い、立ち上げられたプロジェクト「THE ART HOTEL ...
長く遠い旅は、昨晩の夢と、遥か彼方に聞こえる笑い声であふれている ここで出会うために私たちはいくつの道を渡っただろうか、そしてまたこれから渡るのだろうか? もはやあなたは、情熱をもって夢を追いかけていた今までのあなた...
6度目となる今年のウィーンフェアは、ウィーンを世界的な現代アートの地としての地位を向上させることも目的とすると、総合ディレクターであるエデック=バーツによって宣言された。 Hanna Nitsch, Aaron-Block (2009) 114の...
表参道と外苑西通りの間にある、南青山の住宅街の坂道を歩き、心地良い6月の湿度と共に坂道をおりると展示空間「PLSMIS(プラマイ)」がある。外にはカリモクチェアが置いてあり、一見カフェのように見えるその空間は、ガラスででき...
北海道のアーティストが集結しアーティスト自らが主体となって札幌市内の三つの美術館で同時開催した展覧会「北海道立体表現展」。「立体」展ということで彫刻家のみならず現代アート作家やガラス作家などバラエティー溢れる作品が一...
サイコアナリシス(精神分析学)は、19世紀後半に、オーストリアの精神分析学者のフロイトによって唱えられた言説で、患者の自由連想、空想や夢などの思想を言語化することで、無意識下の葛藤を定式化して解釈するもの。そんなサイコ...