生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界

竹久夢二《西海岸の裸婦》1931-32(昭和6-7)年 油彩、カンヴァス 夢二郷土美術館蔵
グラフィックデザイナーの草分けとしても活躍し、本や雑誌の装丁、衣服や雑貨などのデザインを手がけ、暮らしの中の美を追い求めた竹久夢二の展覧会「生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界」が、東京都庭園美術館で6月1日から8月25日にかけて開催される。
「大正ロマン」を象徴する画家であり、詩人でもあった竹久夢二(1884-1934年)は、正規の美術教育を受けることなく独学で自身の画風を確立し、「夢二式」と称される叙情的な美人画によって人気を博した。夢二の作品は、没後90年を経た今もなお多くの人々を魅了し続けている。
本展では、近年の調査により発見された大正中期の名画《アマリリス》、滞米中に描かれた貴重な油彩画《西海岸の裸婦》、そして夢二を看取った友人に遺したスケッチ帖や素描など、初公開資料を含む約180点の作品を夢二郷土美術館コレクションを中心に紹介。最新の研究に基づく新たな視点からその生涯を辿る。
生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界
会期:2024年6月1日(土)〜8月25日(日)
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(ただし7月15日(月・祝)、8月12日(月・祝)は開館、7月16日(火)、8月13日(火)は休館)
会場:東京都庭園美術館
住所:東京都港区白金台5-21-9
TEL:050-5541-8600( ハローダイヤル)
https://www.teien-art-museum.ne.jp
Text: Editor
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