AI × 手塚治虫 新作漫画「ぱいどん」

© TEZUKA 2020 プロジェクト
もしも、今、手塚治虫が生きていたら、どんな未来を漫画に描くだろう? そんな疑問からスタートした「TEZUKA 2020」プロジェクトの第一弾として、AI技術と人間の協働で新作漫画「ぱいどん」が30年ぶりに誕生、2月27日発売の漫画誌「モーニング」(講談社)13号に掲載される。
舞台は2030年の東京。記憶をなくしたホームレス哲学者・ぱいどんが、小鳥ロボットのアポロと共に事件に解決すべく立ち向かう…
本作品は、AIが手塚治虫作品を「ストーリー」と「キャラクター」の視点で学習し、手塚治虫作品の世界観、時代背景や、キャラクターの顔画像をAI技術が生成したプロット(漫画の基本的な構成要素)を元に人間が発想を広げ新作を完成させた。
本プロジェクトは、「『記憶』で世界をおもしろくする」というミッションのもと、今と未来をつなぐ新しい価値を創造し世界を変えていく存在を目指すキオクシアの「#世界新記憶」キャンペーンの第一弾。
日々進化を続けるAI技術。本作品は、AI技術と人間の新たな在り方の可能性を感じるプロジェクトとなるだろう。『テクノロジーを良くするのも悪くするのも人間次第』と生前語った手塚治虫は本作品をどう評価するだろうか。
AI × 手塚治虫 新作漫画「ぱいどん」
著者:「TEZUKA 2020」プロジェクト
※2020年2月27日(木)発売『モーニング』13号掲載
プロジェクトメンバー:キオクシア株式会社「TEZUKA 2020」プロジェクトチーム、手塚眞(手塚プロダクション取締役)、松原仁(公立はこだて未来大学副理事長)、迎山和司(公立はこだて未来大学システム情報科学部教授)、栗原聡(慶應義塾大学理工学部教授/電気通信大学人工知能先端研究センター特任教授)
https://tezuka2020.kioxia.com
Text: Editor