「ウーマン」展
NEWSText: Ayumi Yakura

Alexis Hunter, Approach to Fear: Voyeurism, 1973/2006, Silberbromid-Fotografiert, bemalt mit farbiger Tinte und Lack / silver bromide photography, painted with colored ink and lacquer (from a twelve-part series) © Alexis Hunter, Courtesy of Richard Saltoun, London / SAMMLUNG VERBUND, Wien
1970年代の女性アーティスト達が、新しい「女性のイメージ」をどのように創り出したかを振り返る展覧会が、ウィーンの「MUMOK」(ルードヴィヒ・コレクション・ウィーン近代美術館)にて5月6日から9月3日まで開催される。
当時、この動きは社会的に無視されていた為、コレクション・ディレクターのガブリエル・ショールは「フェミニスト・アヴァンギャルド」という言葉を定義し、現代アートの文脈に導入すると共に、彼女達の作品が先駆的である面の評価を強調した。
本展では、男性主導とも思われるアヴァンギャルドなアートの動向を拡張する試みとして、著名なシンディ・シャーマンなどを含む、ヨーロッパ、南北アメリカ、オーストラリアの女性アーティスト達による1970年代の作品が約300点展示される。
WOMAN
会期:2017年5月6日(土)〜9月3日(日)
時間:10:00〜19:00(月曜日は14:00から、木曜日は21:00まで)
会場:MUMOK
住所:Museumplatz 1, 1070 Wien
TEL:+43 1 52500
入場料:€ 11 / 8,50 / 7,50
https://www.mumok.at
Text: Ayumi Yakura