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ラ・ドミンガ

PLACEText: Gisella Lifchitz

パブロ・ガンバをインタビューした際、彼はガールフレンドのアナと共に所有する小さく素敵な店「ラ・ドミンガ」を紹介してくれた。ドミンガは、ドミンゴの女性名詞、スペイン語で「日曜日」という意味。それは、日曜日のガールフレンドとでも言えるような、みんながカラフルでクリエイティブなモノに囲まれて日曜日を過ごすというような場所である。この全てをひとつに合わせたような場所だ。

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ラ・ドミンガについてご紹介下さい。

ギフトストアであり、デザイングッズ、絵、バッグ、カップ、美しく価値あるモノなどを扱っている場所です。見るまでは、全く必要のないようなモノばかりです!また、ワークショップやフェアを提供する場でもあります。私達がボーダーレスに成長でき、自分達の好きな様に利用できる場所でもあるんです。

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ラ・ドミンガをオープンすることになった経緯を教えて下さい。

彼女と僕は2003年から一緒にいるんですが、その僕たちの才能と活発さを活かして活動しています。子供と大人のためのプランド「ヌエバス・ガナス」を手がけてからしばらく経ちましたが、現在残っているものには、マスカリタス・マグネットとドンデス・マップなどがあります。ヌエバス・ガナスのアイディアが再登場するたびに、モストロ・チェア、ラック、キーリング、コースター、キーチェーンなどを再生産しています。いくつかフェアにも参加し、デザイナーの友人のすぐとなりで出展などしてました。
僕たちはデコレーションが大好きで、ずっと自分達の店を持ちたいと望んでいました。そして、ようやく2009年10月に念願かなって、自分達が大好きなものをみんなに提供できる店、ラ・ドミンガが生まれた訳です。

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なぜコレヒアレス近郊にお店をオープンしたのですか?

アナがそこで生まれ、僕たちが一緒に住んでしばらく経つのですが、そこで生活するのが好きだからです。玉石敷きの通りがあり、沢山の木々に囲まれ、近所の人に気軽に挨拶ができる街です。僕たちの自宅から近いということもあり、そういうわけでコレヒアレスを選びました。そして、オリジナルなギフトや素敵な小物などをおくお店がなかったことに気付いたんです。

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来客からの反響はいかがですか?

ほとんどの人が笑顔とともに来店し、帰っていきますよ。僕たちは店内から、「これ見て!」とか「素敵な店!」と言う彼らの会話に耳を傾けてます。近所にこのような場所がなかったことを僕たちに教えてくれたりもしますよ。彼らの多くは、絵画、家具全ての修復からこの場所を作る工程をずっとまのあたりにしてきた。
彼らのほとんどは隣人である。店で取り扱うものの多くは地元のアーティストやデザイナーで、彼らが店に持ってくるのです。

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ラ・ドミンガでは、これまでにどのような活動を行いましたか?また、今後の予定はありますか?

これまでに、2階部分を使用してフェアを行ったり、服やアクセサリーの販売や、ファンジンのワークショップを行いました。今後は、ワークショップのオプションを向上させるプランを立てていて、すでに実験的なカリグラフィーのワークショップを行いましたが、他にもドローイングや、アート、そしてメイクアップを加えていくつもりです。

この場所のどこが一番好きですか?

淡いサンゴ色でレトロな感じの外観が好きです。自分達で修復した家具も大好きです。アニの祖母が所有していたものです。インターネット・オークションで出会うことができたモノも大好き。レンガ通り。2つある空間を照らしている照明。そして何よりも、自宅からとても近いという事実が好きですね!

La Dominga Cosas
住所:Capitán Gral. Ramón Freire 1514, Ciudad Autónoma de Buenos Aires
営業時間:10:00〜14:30/16:30〜20:00(土曜 11:00〜20:00)
定休日:日曜日
TEL:+54 11 4553 9555
holadominga@gmail.com

Text: Gisella Lifchitz
Translation: Megumi Tsuruoka

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