コレット・ニュース 5月 2008
COLETTEText: Guillaume Salmon
フランスのウエストコースト出身のギョーム・サルモンは5年以上もコレットのプレスを担当している。異文化とミクロコズムの中での楽しみ方を知る彼は生粋のパリジャンであり、これからもそうあり続けるであろう。なぜならば彼は完璧にパリの魔法にかかってしまったから!コレットライフを全うすることに誇りを持ちながら、毎月彼のお気に入りのリストを上げてもらおう。
Eric Elms
90年代の終わりに向かって、エリック・エルムスは、出身地のカリフォルニアからニューヨークに移住し、デザインを勉強する。まもなくシュプリームで働き始めると同時に、ナイキ、パナソニック、エニシング、ワイデン+ケネディ、アンディフィーテッド、シリーシング、ヒュージ・マガジンなど、大手企業からも仕事を受ける。 現在は、ブルックリンで自身のデザインスタジオ「WeAreAdorn」を運営。彼の絵には、デザイン界でのバックグラウンドの美意識と、成長し続ける彼の影響力が反映されている。東京、オーストラリア、ニューヨーク、ヨーロッパで個展やグループ展を展開してきたエリック・エルムス。5月、新作オリジナルのアートワークと共にコレットに登場。
Married to the MOB
そのユニークなフリースタイルから、コレットがマリッド・トゥ・モブのリアに参加を依頼。350足の限定版で、それぞれマジックテープの下と「New York」「Paris」の文字の下にはナンバーが。5月5日からコレットとモブのウェブサイトで独占販売。そのあと8月1日には世界のセレクトショップでも販売をスタート。それぞれのシューズが、リーボック、コレット、モブのサイン入りでスチレットスタイルの黒いフェルトバッグに入っている。
>GAP Artist Edition
GAPとホイットニー美術館が「GAPアーティスト・エディション」をプレゼンツ。Tシャツの限定版シリーズで、フランスではコレットが5月23日より独占販売。前回のホイットニー・ビエンナーレで展示されたセレクションと共にユニークな作品がプリントされている。最もパワフルな現代アーティストたちも参加。ジェフ・クーンズ、チャック・クロース、キキ・スミス、マリリン・ミンター、バーバラ・クルーガー、グレン・ライゴン、ケニー・シャーフに、ケリー・ジェイムス・マーシャル。
Hartly Boys in Hardly Gold
「ハードリー・ボーイズ・イン・ハードリー・ゴールド」はアーティストでフォトグラファーのウィリアム・ウェグマンによる最新の犬の大冒険シリーズ。現在DVDになっており、アメリカの絵本「ハードリー・ボーイズ」からの迫力ある犬たちが登場。コレットで先攻販売!
Timex 80
ウォーターベリー・クロックが初めて、1850年代から1870年代の労働者階級にも手頃な腕時計を制作した。50年代に、新しいコンセプトでつくられた「Timex」。特に最先端の広告キャンペーンのおかげでこれが大きな成功となり、完全に不当な扱いを受けていたものの、結果としてまだ動いている。もう一度言うが、これはとても低価格で販売され、50年代の後半までにアメリカに持ち込まれた3分の1の腕時計が「Timex」だったのだ。技術の進歩によって、会社は様々な製品を提供し、何十年を経て再び販売される。
Belmacz – Oyster Pearl Powder
純真なパールの欠片を含み、ほのかに香る、くすんだ半透明の「Belmacz」パウダー。モダンなフェミニティが贅沢なビューティーとミックスされている。このマットパウダーは、付属のパウダーパフを使うことで完璧な効果を得られる。
Mentos Cola
メントスとコーラが、どう本当の爆発を引き起こすかを示したオンラインビデオの大成功を経て、この有名なキャンディのための新フレバー「メントス・コーラ」がつくられたのは、とてもおもしろいアイディアに見えた。爆発的な味、美味しいドラジェ(アーモンドを砂糖で包んだお菓子)とコーラ味の完璧な相性、現在メントス・フレッシュ・コーラはどこでも購入可能。炭酸なしにもかかわらずコーラのはじけるユニークなメントスをまずはコレットで味わってみて。子供も大人もハマるはず!
Text: Guillaume Salmon
Translation: Yurie Hatano