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アトモスフィア 04

THINGSText: Yurie Hatano

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ガスアズインターフェイス(GAS AS I/F)が、クリエイティブ情報誌「アトモスフィア」の第4号となる春夏号を発売する。アトモスフィアは、ガスアズインターフェイスが発行する世界のクリエイティブ情報誌。国内外のクリエイティブに関わる人物・場所・メディア等をアトモスフィア独自の視点で選び、その情報をバイリンガルで国内外に紹介しており、これまでに計4冊が出版されてきている。

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今号では、これまでアトモスフィアが提案してきた「世界」を再び感じてもらいたいと考え、ウェブや映像の世界では伝わらない、グラフィックデザインの楽しさ、面白さ、美しさなどを紙メディアで再認識してもらう一冊にしたいと考えてつくられたもの。ただ作品を羅列するだけではなく、アトモスフィアならではのオリジナルアートワークや、ロングインタビューなどを収録することによって、他ではみることができない、感じることができない「アトモスフィア」の世界が表現された。今回は、世界で活躍している気になるアートディレクターを中心に、再びグラフィックデザインの面白さをヴィジュアルで、そして文章で特集する。

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本号ではまず、世界的に影響力を持つフォトグラファーであり、またSHOWスタジオというファッションやアート関連のプロジェクトをネット上から発信するウェブサイトの創始者でもあるニック・ナイトのロングインタビューを特集。彼がフォトグラファーになるまで、SHOWスタジオの設立、現在の計画、そして将来について聞き、人間性や制作の背景を深く掘り下げられた。

次に今、アトモスフィアが注目しているデザイン/アートディレクションの領域で活躍する4組のアーティストを作品やインタビューと共に特集。アホネン&ランバーグ米津智之、アンドレアス&フレデリーカ、ジヤンピン・ヘがオリジナルのアートワークを制作。

また、3つ目の特集では「GASBOOK NEW」と題し、アーティストの表現基盤として、その時々に形を変えつつ10年以上出版されてきたGASBOOKが、新しい表現の基盤となる自由なメディアとして新たな一歩を踏み出そうとしている今年、カーム&パンク・ギャラリーで開催される「GASBOOK NEW(仮)」と題した展覧会にて、様々なアーティストたちの考える未来のGASBOOKがアートピースとして展示・販売される予定であり、今回アトモスフィアでは、その参加アーティストの一部を紹介している。

参加アーティストは、ケンゾー・ミナミ(NY)、ディアン・チューク(NY)、トレバー・ジャクソン(LONDON)、リアラ(STOCKHOLM)、大日本タイポ組合(TOKYO)、井口弘史(TOKYO)ほか。

ATMOSPHERE 04 
仕様:80頁、220×280mm、ソフトカバー、2カ国語表記(日本語/英語) 
定価:本体1,900円+税
発売日:未定
発行元:ガスアズインターフェイス株式会社
ISBN: 978-4-86100-440-7
https://www.hellogas.com

Text: Yurie Hatano

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