アンクル良平「ウッデントイ」

THINGSText: Sachiko Kurashina

ちょっぴり頑固、でも人情深くお人好しなおじさん「アンクル・トリス」は、その名を知らなくてもきっと何処かで目にしたことがあるはず。これは現在、船や港をテーマに個展を開きつつ、随筆家、海事評論家として活動する柳原良平氏が、寿屋(現サントリー)の宣伝部勤務時代に生み出したキャラクターだ。

この思わず愛着心が芽生えてしまいそうな「アンクル・トリス」を今回、良平氏が新たに書き下ろし、「アンクル良平ウッデントイ」という木製玩具として発売されることが決定した。玩具の顔や細部に至っては、良平氏自らが手描きをしたものを使用しており、そこからは手作り感が感じられる。また、顔、胴体、足、おまけパーツが、分かれた状態で1箱に収められており、胴体とおまけパーツを組み替えて、あなただけのアンクル良平を作る楽しみがある。玩具の種類はドロボー、マリン、サッカーの3種類。

アンクル良平ウッデントイ
内容:顔パーツ一つ、胴体パーツ5枚、足パーツ1セット、おまけパーツの胴体パーツ2枚の1セット。ドロボー、マリン、サッカーの3種類。サイズは10cm。
価格:各2,100円(税込)

Text: Sachiko Kurashina

【ボランティア募集】翻訳・編集ライターを募集中です。詳細はメールでお問い合わせください。
MoMA STORE