秋元雄史「直島誕生」

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ディスカヴァー・トゥエンティワンから秋元雄史著『直島誕生――過疎化する島で目撃した「現代アートの挑戦」全記録』が7月12日に発売された。

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「一生に一度は訪れたい場所」として、国内のみならず世界中から観光客がこぞって押し寄せる、瀬戸内海に浮株島・直島。そこは、人口3000人ほどの小さな島ながら、草間彌生宮島達男、安藤忠雄ら錚々たるアーティスト達の作品がひしめきあう「現代アートの聖地」となっている。なかでも、モネ『睡蓮』をウォルター・デ・マリアとジェームズ・タレルのインスタレーション、安藤忠雄による建築とともに構成した地中美術館は建築ファンや現代アートファンから根強い人気を誇る。2010年からは直島を中心とした瀬戸内国際芸術祭が開催され、多くの観光客を集めている。

世界に類を見ないこの場所は、いったいなぜ、どのようにして生まれたのか? 今まで、その知名度とは裏腹にほとんど語られてこなかった誕生の経緯を、1991年から2006年まで、ベネッセで直島プロジェクトを担当し、「家プロジェクト」や地中美術館などの画期的な作品群・美術館を生み出した仕掛け人・秋元雄史氏(現・東京藝術大学美術館長、練馬区立美術館長)が、自らの経験をもとに初めて綴る圧巻のドキュメント。

本書では、公式情報では知ることのなかった歴史的・思想的な背景を知ることができるほか、15年間の活動を通じて氏が実現を願っていた「芸術至上主義」、つまり、限られた生を生きる私たち一人ひとりが、芸術家達の作品を通じて世界の本質そのもののに触れることで、その永遠性や普遍性を感じ、生の有限性を一時的にせよ乗り越えることができる場所として、直島という場所が存在するということを知り、いままでの「地域アート」的な見られ方とは違ったまったく新しい見方を可能にするものとなっている。

直島誕生――過疎化する島で目撃した「現代アートの挑戦」全記録
著者:秋元雄史
定価:1,600円(税抜)
発売日:2018年7月12日
判型:四六判・ソフトカバー/400ページ
ISBN:978-4-7993-2321-2
発行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
http://www.d21.co.jp

Text: Editor

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