“untitled” 2017, acrylic on canvas, 1,620 x 1,800 mm, © Shunsuke Imai Courtesy of HAGIWARA PROJECTS

色や形、構図といった絵画の基本的な要素に対する考察から、彩度の高い色を使ったストライプや円が重なりあう構図を描き、平面の絵画の可能性と「観ること」の本質を探求している、今井俊介の個展「float」（フロート）が、ハギワラプロジェクツにて4月15日から5月14日まで開催される。

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今井は近年、展覧会のみならず、ファッションブランドとのコラボレーション、出力紙を使った大型壁面作品の制作、また、布を使って撮影された映像作品の発表など、活動の幅を広げながら、キャンバス上だけではない表現の可能性の拡張を試みている。

本展では、原点である平面作品に立ち戻り、新作のペインティングを発表。精密な筆使いにより画面の強度が高められた作品は、平面性をより強く感じながらも彩度や明度を意識した絶妙な色の選択と構図のバランスや歪みによって、観ることの不確実性と新鮮なイリュージョンを鑑賞者にもたらす。

今井俊介 個展「float」
会期：2017年4月15日（土）〜5月14日（日）
レセプション：4月15日（土）18:00〜20:00
時間：11:00～19:00（日曜日は12:00〜17:00）
休廊：月曜・祝日
会場：HAGIWARA PROJECTS
住所：東京都新宿区西新宿3-18-2 サンビューハイツ新宿101
TEL：03-6300-5881
https://www.hagiwaraprojects.com