© Takashi Kawashima, Courtesy of G/P gallery, Tokyo

2012年のトーキョー・フロントライン・フォト・アワードでグランプリに輝き、近年はフォトロンドンをはじめとするアートフェアや国際写真フェスティバル等で注目を集めている写真家、川島崇志の個展が、都内２箇所のG/Pギャラリーにて同時開催される。

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1985年宮城県生まれの川島崇志は、自然災害の多い日本に暮らす人々が直面する出来事を作品の主なモチーフとしている。新作では、火山と太陽の関係性やスペクタクルについての検証を試みて、膨大な量のイメージを自動演算で合成したり、ウェブ上にある3DCGデータを組み合わせるなど、自らが意図しないものを積極的に介入させている。

G/Pギャラリー恵比寿で行われる「火山と太陽」では、ロシアの革命家で日本への亡命者アレクサンドル・ワノフスキーの考える同名の古事記論を伏線として制作された新作を発表。G/Pギャラリー東雲では、2015年に出版された写真集「描きかけの地誌 / 蒐集」を元にして、再構築した大型インスタレーションが発表される。

川島崇志展「火山と太陽」
会期：2016年7月23日（土）～8月28日（日）
時間：12:00～20:00（月曜日休廊）
会場：G/P gallery 恵比寿
住所：東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 2F
TEL：03-5422-9331

川島崇志展「描きかけの地誌 / 蒐集」
会期：2016年7月23日（土）～8月27日（土）
時間：11:00～19:00（日・月・祝日休廊）
会場：G/P gallery 東雲
住所：東京都江東区東雲2-9-13 TOLOT 2F
TEL：03-6426-0624
https://gptokyo.jp