収録音楽の100年「ポップ16」

NEWSText: Aya Shomura

pop16

ポップスの起源は何か?定義によれば「822年〜1964年のどこか」である。しかしその後、100年ほど前のことだが、決定的な変遷期が訪れている。ワックス・シリンダー、続いてシェラック盤の誕生が音楽の収録を可能にし、ラジオがその音源を放送できるようになり、収録音楽の時代が始まったのだ。

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ベルリンの世界文化の家では100年プロジェクトのシリーズのひとつとして、こうした新しい技術の融合によりどのようなスタイルや解釈の仕方、パフォーマンスの実践ができるのかを探るため「ポップ16」と題したイベントを4月28日から5月1日まで行う。その結果、どのような相互作用が起こり、今日の音楽にどのような影響を与えているのか?を検証する。

NYのマンハッタンにあるティン・パン・アレー(1890年代にブロードウェイの音楽に関係する会社や演奏者のエージェントなどが集まっていた一角の呼称)が好んだ作曲家アーヴィング・バーリンやジェローム・カーンの曲、フランスのシャンソンやアルゼンチンタンゴなど、20世紀の夜明けとも呼ぶべき音楽的現象の多くが、今日もまだ息づいている。対照的に、南米アンデスの「バンブコ」や英国の「コンコマ」、インドネシアの「メラユ」といった新しいサウンドスタイルが現在の民族音楽の主流でもある。本イベントでは、インスタレーション展示やフィルム上映のほか、様々なジャンルのミュージシャン達が、このポップ16限定プログラム(セットリスト)で音楽の起源を振り返る。

収録音楽の100年「POP 16」
会期:2016年4月28日(木)〜5月1日(日)
時間:14:00〜0:00(施設営業は10:00〜19:00)
会場:Haus der Kulturen der Welt
住所:John-Foster-Dulles-Allee 10, 10557 Berlin
入場料:プログラムにより異なる
TEL:+49(0)30-3978-7175
https://www.hkw.de

Text: Aya Shomura

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