片岡球子回顧展

NEWSText: mariko takei

《面構 足利尊氏》 1966年 神奈川県立近代美術館蔵 © Tamako Kataoka

「日々勉強」を信条に画業に邁進し、2008年に103歳でこの世を去った札幌生まれの片岡球子。札幌芸術の森美術館の開館20周年を記念して片岡球子の回顧展が開催される。

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鮮やかな色彩、自由で大胆な形や構図といった個性溢れるその画風は、戦後の日本画壇に新風を吹き込んだ。

北海道で、没後初となる回顧展では、初期の風俗画、伝統芸能や火山の連作、画家としての名声を不動にした「面構(つらがまえ)」連作、78歳からの裸婦連作など、代表作約50点が一堂に展示される他、画家の息吹を直に伝えるスケッチ17点が道内で初公開される。

札幌芸術の森美術館開館20周年記念 片岡球子展
会期:2010年4月24日(土)〜5月30日(日)
時間:9:45〜17:00
休館日:4月26日(月)
会場:札幌芸術の森美術館
住所:札幌市南区芸術の森2丁目75
TEL:011-591-0090
観覧料:一般1,000円、高校・大学生600円、小・中学生400円
主催:札幌芸術の森美術館(札幌市芸術文化財団)、札幌テレビ放送、北海道新聞社
後援:札幌市、北海道教育委員会、札幌市教育委員会
協力:STVラジオ
https://www.artpark.or.jp

Text: mariko takei

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