コレット・ニュース 3月 2013
COLETTEText: Guillaume Salmon
ギョーム・サルモンは2002年からコレットのプレスを担当し、あらゆる文化と世界が集まるパリでの人生を楽しんでいる。フランス西海岸出身の彼だが、これまでもこれからも永遠にパリジャンであり続ける。その理由はただひとつ、パリは魔法の街だから!コレット的生活を誇りとし、歓びとする彼から、毎月お勧めのリストをお届けする。
Dinosaurus
ピクセルタイプグラフィーで書かれたダイナソー(恐竜)がミューズとなった、ジュリアン・デイヴィッドの新作コレクションは、「ランファン・ギャテ(駄々っ子)」がテーマ。2色で展開するこの恐竜セーターは、コレット限定アイテム。
From Paris…
アメリー・ピシャールとエグゼンプレール、この2つのブランド、2つの世界観に一つだけ共通点がある。それは才能だ。そのクリエーションを評価され、パリ市主催デザインコンテストグランプリを受賞したアメリー・ピシャールは今注目を集めるデザイナー。デイヴィッド・リンチの映画のヒロイン、60年代のフランスのヌーベルバーグ時代のフランス映画、ギイ・ブルダンが撮る若い女性像など、沢山の影響をミックスし、彼女のユニークなレトロスタイルの世界観をつくり出す。
ジャン・ヴィクトル・マイヤーズとルイ・ルバトゥはわずか27歳にして、既に成熟したセンスの良いスタイルを確立。エグゼンプレールとして、これまでシックでありながらリラックスできるカシミヤのメンズウェアを展開してきた彼ら。今回は、超マット仕上げの優れたワニ革を組み合わせたレザーグッズとトラベルキットの初のコレクションをコレットにてプレリリースする。
22h55 Uka x Nigo
爪とキューティクルを専門に扱う日本のブランドが、NIGO(ベイプの創設者)と共に男性のための香りオイルをリリースする。アウトドアスポーツアクセサリーのように、ベルトにこのチューブをさげるだけ。もちろんカラーはコレットブルー。
A l’ouest toute!!
Donemat(ブルターニュ地方の言葉で「ようこそ」)ノエルへ。このブルターニュの靴メーカーは、80年代に誕生した。当時最も人気のあったモデルが、伝統的な生産方法を維持しながらリニューアルされた復刻版としてリリースされる。コレット限定のラ・トリニテーヌのクッキーも一緒にいかが?コレットはフランスの北西部が大好きなので、ついでに限定版のセントジェームス・フロム・ノルマンディーのTシャツでコレット16周年を祝えば、コレットのスーパーコレクター間違いなし!
Del Toro x Theophilus London
マイアミのブランドデル・トロとのコラボレーションで、シンガーのセオフィラス・ロンドンがシックでモダンなモカシンをデザインした。彼のエッセンスが入ったこの靴は、コレット限定
Text: Guillaume Salmon
Translation: Satsuki Miyanishi