NIKE 公式オンラインストア

HIGH5

HAPPENING

デザインウェブマガジン「Hitspaper」主催のデザインカンファレンス「HIGH5」が、12月1日に東京アクシス・ギャラリーにて開催された。

HIGH5

このレクチャーは、HIGH5(ハイタッチ)をするように、皆でデザイン界を盛り上げていこうという趣旨の下、行われている。国内から3組、海外から2組、計5組のデザイナー・クリエーターがそれぞれの視点からデザイン業界の今について語った。


HIGH5

どうですかと言わんばかり、膨大な数の作品群で観客を圧倒したのはWOW。1997年に仙台でスタートしたデザイン事務所である。

HIGH5

映像で紹介されていたWOWの仕事はどれもこれも見たことのあるものばかり。それもそのはず、トータルで年間約250本ほどのプロジェクトをこなしている。それでもなお、彼らが追求したいのは「オリジナルワーク」と呼ばれる、自らの制作意欲を駆り立てて自由に作り上げる作品だ。「表現」という時はどちらも「あらわす」だが、「表す」は表象的なもの、「現す」は存在そのものなのだ。このどちらもが大切なのだ。そう力強く説いたWOW。遊びを大切にする姿勢が、デザイナーの創造の領域を広げる。と、同時に、なぜ自分はモノ作りをしているのかというプレッシャーを常に感じつづける環境も、作り出すものの質が確実な理由なのだろう。最近LONDONに事務所を開設したばかり。これからますます国際的に展開するWOWから目が離せない。

HIGH5

イギリスのデザイン事務所からは2組が参加。Neasden Control Centreは、頭を柔らかくして柔軟に、自由に考えることの大切さを、Non-Formatは過去に手がけたWIREDマガジンなどを例にだしながら、具体的にどのようにして彼らが仕事を進めているのかを説明。フォントをどのように有機的なモチーフと融合させて見せるかなど、会場に来ていたデザイナー達には実践で役に立つアドバイスがたくさん盛り込まれていた。

HIGH5

一方、他のデザイン事務所とは一線を画したプレゼンデーションで目をひいたのは、UNIQLOCKや渋谷のBIGSHADOWで知られている、プロデューサーユニットprojector。手を動かすよりもアイディアを出して人を動かす彼らならではのデザイン哲学は、デザイナーにとってもプランナーにとっても興味深い。

HIGH5

BIGSHADOW、UNIQLOCKにユニクロジャンプ。どれもプロジェクトの目的や進め方は違うが、いちデザイン表現ではなく、プロジェクト全体をデザインして形にしていく彼らの仕事は、時に繊細で時にロジカルで、なおかつ大胆。彼らいわく、『アイディアを見つけることよりも、アイディアを検証し、その精度をあげる作業がもっとも大切。』そのアイディアの精度があがり、ストーリーが明確になった時、プロジェクトは形になる。その手段は無限だ。ユニクロジャンプの場合は、YouTubeを利用して、サイトの知名度をあげた。BIGSHADOWは渋谷の空き地を見つけたことで、思ったとおりのイベントになった。今後、projectorがどんなアイディアを形にしていくのか、楽しみである。

HIGH5

今回唯一の女性であり個人で活躍している、フォトグラファーのNAMIKO KITAURA

HIGH5

彼女がなぜ写真を撮りはじめたのか、どうして美にこだわっているのか。その因果である自身の体験・経験、モノ作りのスタンスについての話を聞き、彼女の作品から伝わってくるものすごい強い意志と垣間見える繊細さの理由がわかったように感じた。

HIGH5
日時:2007年12月1日(土)
会場:AXIS GALLERY
住所:東京都港区六本木5-17-1
www.high5.jp

Text: Wakana Kawahito
Photos: Wakana Kawahito, Hitspaper

【ボランティア/プロボノ募集】翻訳・編集ライターを募集中です。詳細はメールでお問い合わせください。
コントワー・デ・コトニエ公式通販サイト | 2016 SUMMER SALE
MoMA STORE