ロモグラフィー × ル・フレンチ・メイ

HAPPENING

フランス領事館が、毎年5月にここ香港で開催しているイベントがある。それが「ル・フレンチ・メイ」。SARSが世界中を恐怖に陥れている昨今。そんな状況下の中でも、第11回目が開催された。

「ル・フレンチ・メイ」は、1993年にスタートして以来、香港のカルチャーシーンの中でも、最も多くの注目を集め続けているイベントのひとつ。展覧会、コンサート、パフォーマンスといったさまざまな形を通じて、フランスの文化を香港に紹介するのが目的だ。また、フランスと香港のアーティストによるコラボレーションを、プログラムとして取り入れているのも特筆すべき点。文化交流の促進や、会談を行ったりするのも、フェスティバルの目玉のひとつだ。「スパイング・オン・ル・フレンチ・メイ」では、ル・フレンチ・メイと香港のロモ・グラフィー協会のこれまでの活動の成果が紹介されている。

今回の「ル・フレンチ・メイ」で開催される、すべてのイベントの公認スパイに選ばれたのが、香港を代表するロモグラファー、パン・チャン、カウライス・ラウ、そしてマーティン・チュンの3名だ。さまざまな舞台の裏側で繰り広げられる、予想不可能な、そして驚くべく瞬間をカメラに納めるのが彼らに課せられた任務だ。プロのスパイとこの3人のスパイの大きな違いは、すべてのイベントやル・フレンチ・メイの事務局に自由に入ることができるパスを持っている、ということだ。

さて、イベントの方は一体どのようなものだろうか?フリンジ・クラブという会場に一歩踏み込むと、巨大なロモ・ウォール一面に張り出された何千枚という写真が目に入る。スパイ3人組にとっては、任務を果たすには最適の場所、そしてスパイとしての才能を発揮できる場所だ!

「スパイング・オン・ル・フレンチ・メイ」はまた、香港のロモグラフィー・シーンに新たな風を吹かせたイベント。過去に開催されたロモグラフィーの展覧会の多くが、海外のロモ・アーティストの作品も含めた紹介、という形をとっていたが、今回紹介されているのもはすべて、このスパイ3人組によるもの。100%香港なのである。

最後にちょっとお知らせを。来年のル・フレンチ・メイでも、香港のロモグラフィ協会とル・フレンチ・メイのコラボレーションが行われることが決定された。クリエイティブなアイディアの中にある、マルティメディアの要素をもっと感じることができるのは約束されている。それがどんなものになるかって?答はぜひ、あたなのその目で確かめてほしい!

a href=”http://www.frenchmay.com” target=”_blank”>Spying on Le French May by Lomographers
会期: 2003年5月22日〜6月7日
会場:The Economist Gallery of Fringe Club
住所:2 Lower Albert Road, Central, Hong Kong
www.hkfringe.com.hk

Text and Photos: Mlee and CC from Shellmoonsite
Translation: Sachiko Kurashina

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