ミリア 2001

HAPPENING

絵空事ではない、何もしなくても、何も考えなくてもブロードバンドはやって来た。そして、同じようにより一層、何も考えなくても自然とブロードバンドはやって来るのだ。やって来たことを気づいたとき、もはやそこには規格化されたサービスと表現が満載され、何かをその上でしたくても表現の空席はプラチナチケットと化してしまうことになるだろう。まだまだと二の足を踏んでいる場合ではない、そして、「まだ早いよ」というもはや指定席を手にしているビッグブラザーたちの声に萎えている場合でもない、早くブロードバンドという「ブロードウェイ」を闊歩し、スポットライトを狙おう。


カンヌ、フランス。カモメ飛び交い、シャンパンと生牡蠣のカクテルパーティーが繰り広げられるこの街で、静かなる席取り合戦が毎年2月、繰り広げられている。ミリア。昔はCD-ROMなどのPC用のコンテンツの版権を交し合うマーケットであった。もちろん、そんな時代は終わり、ミリアそのものも必要ないのではと思われてきた。しかし、ブロードバンドという誰もが個人的に巨大なデータ受信・転送を行えるようになった時代、ブロードバンド上を闊歩できる表現やコンテンツを探し、また、ブロードバンドの歩き方を決めるインターフェイスのシェアを得るためのデモンストレーション・サーカスへと変貌を遂げたのだ。では、席取り合戦の模様を眺めてみよう。

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