コペンハーゲン

PLACE

Baadteatret, Copenhagen, 2006
Photo: Bjoern Andersen

パリから飛行機で2時間弱。コペンハーゲンは人口10万人の小さな都市。 この街の3つの観光名所は、人魚姫、チボリ、そしてクリスチャーニ。クリスチャーニ地区は世界的に有名なソフトドラッグ解放地帯。このエリアに入れば誰もが自由にソフトドラッグを楽しむことができる。


クリスチャンハヴンからすぐ、一歩中へ入るとそこは別世界、こぢんまりしたコペンハーゲンの中心部に広大なヒッピーコミュニティーが広がっている。舗装されてないむき出しの道、なんだかごちゃごちゃしていていかにもヒッピーな感じ。よく空き地でみかけるスプレーで書いた落書き、がらくたのデコレーションなど外観はちょっと荒れ気味だけど、中はわりとちゃんとしている様子。なんでも実はお金持ちやインテリ、有名な哲学者などが住んでいたりするそう。
ここには八百屋から日曜大工屋、共同シャワーなどなんでもそろっている。そして一番多いのがドラッグ屋。ハシッシやマリファナが堂々と並んで売られている光景は圧巻。うつろの目をした人がふらふら歩いていたり、まだ若い女の子たちがハシッシをすっていたり・・。不思議な場所。

警察も目をつむる、解放された地帯が可能なのは一体どうして?現在はコペンハーゲンに住むパリで一緒に学んだ友人に質問した。
『彼らはソフトドラッグ愛好者だけどハードドラッグには断固反対の姿勢をとっている。昔、ヘルスエンジェルスがここに乗り込んで来たことがあったの。でも、クリスチャーニは受け付けなかった。住人が団結して彼らを追い出すことに成功したの。そのソフトドラッグのみという徹底ぶりに、警察も市民もクリスチャーニを認めるようになったというわけ。』電気代、水道代も市民税によってまかなわれているのだそう。
ヨーロッパで唯一のホモセクシュアルカップルの結婚が認められている国でもあるデンマーク。世界がこの国に追いつくのはいつ?

Text: Aki Ikemura from Ici La Lune

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