キー・ボンド
「トレンド・スポッティング」という職業は、最もエキサイティングかつ難しい職業のひとつだ。そんな移り変わりの早いトレンドにおいて、間もなく発売となる本をパリにて執筆中のスウェーデン人、キー・ボンドがいる。 キーには...
「トレンド・スポッティング」という職業は、最もエキサイティングかつ難しい職業のひとつだ。そんな移り変わりの早いトレンドにおいて、間もなく発売となる本をパリにて執筆中のスウェーデン人、キー・ボンドがいる。 キーには...
僕がエチエンヌ・ミヌールに出会ったのは、パリ第8大学在籍中のことだった。グラフィックデザインを教えていた彼は、マルチメディアの創世記からインディペンデントのアートディレクターとして活躍している。ノーフロンティアと共同...
クラッシュ誌で紹介されたORA-ITOの未来的なオブジェはパリっ子たちの目を釘付けにした。ORA-ITO(オライト)という、一見日本的な響きであるが、グループの中に日本人がいるというワケではないようだ。 「本名を文字って作り...
ミチコ・クサキと名乗るフランス人アーティストのステージが行われた。コンサートが行われた場所は「PULP」(パルプ)という、パリジャンなら誰でも知っている、ポピュラーな、しかし普段はレズビアン専用のディスコだった。 結い...
今日はパリではなく、UKの話題。先日フランス人エレクトロニック・アーティスト、ゼット・プロッドのポール・グランジョンに会った。彼は展覧会「ゼット・ラブ 2001」を紹介してくれた。 その展覧会は昨年4月カーディフのチャプタ...
パリの郊外2ケ所で行われたオブジェ/ファニチャーのサロン「Now!」とパリ国際家具見本市へ。前者はシャルル・ド・ゴール空港に近いヴィルパントで、後者はパリの南端ポルト・ド・ヴェルサイユで同時開催された。 まずは「Now!...
ウェブマガジン、パリ・シ・ジュスィ(Paris si j'y suis)は、ロンリー・プラネットやタイムアウトにうんざりしている人達にパリついて常に最新で面白い情報を教えてくれる。つまらない市立美術館とは違うものを求めている人にとって...
サーボは、パリ在住の若手アーティスト。レコードジャケットのデザインや、CD-ROM、ウェブサイトデザインなどのプロジェクトを数多く手掛けている。彼の最近の活動は実験的な音楽とインタラクティブな画像で作られ、コントロールされ...
映画「戦場のメリークリスマス」のサウンドトラックに収録されている坂本龍一による曲「禁じられた色彩」は、あまりにも有名だろう。また20代後半から上の世代では、元JAPANのシンガーとして彼のことを知っている人も多いかもしれない...
今月のカバーデザインを制作してくれたのは、フランス北部のリールという地方で、ウェブを核としてインタラクティブデザインを手掛ける、デザイン集団「チマン」。オンラインゲームを中心に、キャラクターを活かしたフラッシュなどで...
「ミート・ビート・マニフェスト」の存在なくしてプロディジーやケミカル・ブラザーズなどがもたらしたビッグ・ビートは生まれ得なかったという事実に誰もが気付く日も遠くはないはずだ。彼らはミート・ビートのジャック・ダンガーズ...
それは一通のEメールから始まった。あるパリジャンからのメールで日本のインディーズのあるCDを探しているというものだった。こちら(日本)に住む者にとって、そのCDを見つけるのはそう難しい事ではなかった。すぐそれを郵送したのだ...