
カリフォルニア美術大学卒業制作展 2004
どういうわけか、カリフォルニア美術大学(CCA)が開催する卒業作品展の時は、いつも雨が降っているような気がする。ただ学生の気分にはぴったりなのかもしれない。この日は、成績が決定する日なのだ。それはつまり合格か、不合格か。...

どういうわけか、カリフォルニア美術大学(CCA)が開催する卒業作品展の時は、いつも雨が降っているような気がする。ただ学生の気分にはぴったりなのかもしれない。この日は、成績が決定する日なのだ。それはつまり合格か、不合格か。...
ベルリンは今や倒産寸前だ。その空気はのお店の廃業や公園の芝生の状態から感じられていたが、最近は毎日のようにベルリンの街に響いている大勢の声とざわめきに象徴されるようになった。政府のがむしゃらな教育政策に対して学生が抗...

「未来型」のフィルムフェスティバルを謳う「NUEVA」(ヌエヴァ)の前身となったのは、1998年にニューヨークで始まった「RETinevitable」。その仕掛け人でもあったデービッド・レヴィンを迎え、スペイン語で新しいを意味する「NUEVA」...

11月も終わる日曜日の夜、DOTMOVフェスティバルのフィナーレを飾るにふさわしいイベント「サンクスギビング・メイクアップ 2」が行なわれた。これは、今年4月にソーソーカフェで行なわれたメイクアップアーティストの横山美和による「...

映像、イラストなどの表現に、音楽やナレーションを乗せて、日常に潜む「笑い」をユーモラスに表現していくスケルツォ。そのパフォーマンスは、唯一無二。この日、スケルツォ・ワールドが会場のソーソーカフェを包み込んだ。 ...

2000年に設立以来、日本における様々な、新しいエレクトロニック・サウンドをサポートし、海外との繋がりを絶えまなく継続、推進し続け、いまや日本を代表するインディペンデント・レコード・レーベルとなったプログレッシブフォーム...

次世代のモバイルツールを使って新しい価値を持った映像コンテンツを生み出すコミュニティー「CQ」の展覧会が、ニューヨーク・ロサンジェルス・イギリス・日本などから、12人のアーティストを迎え、原宿にあるカフェ・エクストリーム...

1月25日午前6時。夜の明けきらない寒い朝、頭上に交差していた20本の青白い光のビームがいっせいに空へ立ち上がり交差すると、ふっと静かに消えていった。24日間にわたる光のインスタレーション、アモーダル・サスペンションのフィナ...

香港にも、他地域でも行われているような未発掘のローカルなアーティストに表現の場を与え、育てるという目的のもと開かれている展覧会がある。香港アート・ビエンナーレは、誰でも参加可能なコンペティションから選ばれた作品の展覧...

ロボットにお気に入りのカクテルを作ってもらったことはありますか? という質問をされたらまず、「ロボットとお酒にどんな共通点があるのか」と思われるかもしれない。 『ロボットはいまや、実にいろんなことをやってのけるが...
今でこそ大規模なコミッションで有名なダニエル・リベスキンドだが、いつもそうだった訳ではない。ベルリン・ユダヤ博物館が建つ前まで彼は建築思想家(建築しない建築家)として知られており、自身のデザインを実現した事がなかった...

今回で3回目となるトウキョウ・ゾーンが、10月23日から26日の4日間、パリ市内の国立図書館やポンピドゥーセンターなどを会場に開催された。定期的に行われるこのフェスティバルは、日本とヨーロッパのアーティストが、新しいテクノロ...