「動く!美術 ― 動きはどう表現されてきたか」展

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籔内佐斗司《犬モ歩ケバ》1989年 © Hyogo Prefectural Museum of Art

兵庫県立美術館で今年度第一期のコレクション展として特集「動く!美術 ― 動きはどう表現されてきたか」が、6月2日から9月22日にかけて開催される。

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兵庫県立美術館は前身である兵庫県立近代美術館(1970年開館)から継続的に作品収集を続け、これまでに10,000点以上の作品を収蔵してきた。
本展では、本来動きそのものを再現することができない絵画や彫刻において、さまざまな「動き」とその表現に着目し、動き回る人物や動物、多様性に満ちた自然の営みから、絵画や立体作品の中でとらえられた様々な動きの表現を考える。

「人や動物の動き」に注目したセクションでは、エドガー・ドガや籔内佐斗司の彫刻を紹介。一日の時間、季節により刻々と変化する「自然の形象や現象」に注目したセクションでは、刻々と姿を変える自然すなわち自然界の運動をとらえようとした作品や、自然界の多様性に着想した独創的な世界を創り出している作品を紹介。筆を動かしたり絵具を垂らしたりする絵画の「身体の運動の痕跡」に注目したセクションでは、白髪一雄らの作品を紹介し、絵画を描く身体行為について考察する。

「動く!美術 ― 動きはどう表現されてきたか」展
会期:2020年6月2日(火)~9月22日(火・祝) ※要事前申込
時間:10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)※入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日 (但し祝日は除く)、6月29日 (月)~7月10日 (金)、8月11日 (火)
会場:兵庫県立美術館
住所:神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
観覧料金:一般 500円、 大学生 400円、高校生以下無料
TEL:078-262-0901
主催:兵庫県立美術館
https://www.artm.pref.hyogo.jp

Text: Editor

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