スピナ
PLACEText: Gisella Lifchitz
この新しいコレクション「To the bones」は、見たままのもの。彼らは物事の裏側として、身体の内部を表わす。生産の産業プロセスと掛け合わせたハンドメイド。ストーリーの表と裏、同じものの表と裏、それらが全体で一つとして作用するように。
このコレクションはメキシコ人のレネ・カスティージョのショートアニメーション作品に基づいている。ある男が死に気づく幸せな埋葬についての作品。男は完全に死んだまま、居酒屋で楽しいときを過ごそうとする。『それは新しいスタートとしての死です。私たちはいつも再開しているのです。』カーラが言う。『プロジェクトの始まりから、私たちはアルゼンチンの危機的な状況にいて、生まれ変わったのです。あらゆるコレクションがこれと関係しています。』
フラビオとカーラは、物、モデル、デザインに愛着を持っていて、彼らの衣服は彼らの精神、そして彼らの日常的な人生を表わす。私たちは彼らの作品であることを簡単に断言することができるが、その作品はまた彼らの一部分である。対照、コントラストを信じ、全てのものにそれを探す。白と黒、生と死、幻想と現実。『対象物を選び、全体のクリエーションプロセスを通してそれに従うのです。』
「スピナ」の衣服はカラフルでフレンドリー。デザイナーは熱心で活発。私たちは2時間で友達になった。
その場所を去る時、私はクリエイティブのエネルギーで満たされていた。空気は春のようなにおいがし、私も新しい始まりの運命を決める。
Text: Gisella Lifchitz
Translation: Yurie Hatano

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